翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

翻訳勉強会、メンバー募集のお知らせ

【 定員に達しましたので、いったん募集を停止しました。空きが出ましたら、当ブログでお知らせします。 2018年12月 】

 お知らせです。

 来年3月から、月2回の予定で新たに翻訳勉強会をひらく予定です。以下に概略を掲載します。参加希望の方、あるいはご質問のある方は、本ブログのメールアドレス宛にご連絡ください。

 従来より、やはり月2回、川越で平日の午後に勉強会を開催していましたが、今回、新たに勉強会をひらこうと思ったのは、夜でないと都合がつかない方ともご一緒に勉強する機会を設けられれば、と考えたからです。自分は若い頃、たまたま午後からの仕事だったので、翻訳学校の午前中の授業をとることができましたが、そうでない方もたくさんいらっしゃると思いますので。

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2018シーズン最終戦

 レッズはホーム埼スタで、FC東京に3−2で競り勝ち、リーグ5位で終えた。天皇杯をにらんでメンバーを落とした中で、李が気を吐き2得点、入籍したばかりの新人柴戸が初ゴール。守備はお世辞にもいいとは言えなかったし、パス交換もスムーズではなかったが、それでもリスタートと速攻で3得点。どうも、あれだけミシャのパスサッカーをやってきたのに、浦和のDNAか、堅守速攻のほうがチームにあっているように思う。

 

 それはともかく、今日は平川の引退がハイライトだった。

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Fくんからのメール

 先週、中学生のFくんから、このブログあてにメールをもらいました。

 内容は、『ムシェ 小さな英雄の物語』を読んで翻訳について興味が湧き、さらに、この本について書いたわたしのブログの記事を見つけ、訳者の金子奈美さんや編集者さんに聞きたいことがあるので、連絡をとってもらえないか、という趣旨でした。

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ニヤニヤが止まらない

 先週、金曜日は絵本の打ち合わせでした。

 編集者さんと、ああでもない、こうでもない、と一時間あまり。原書のアメリカ版、イギリス版、翻訳されたフランス語版、ドイツ語版、どれもちょっとずつ製本がちがったり、色味がちがったり、紙がちがったり……。

 がんばってるなあ、外国にいる翻訳者仲間や出版社仲間も。

 

 それにしても、こういう打ち合わせは楽しくてしかたない!

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(なにを見上げているかは、お楽しみ!)

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古典児童文学を読む会 ──『魔女とふたりのケイト』

 月曜日は川越の絵本カフェ「イングリッシュブルーベル」さん【 Ehon Cafe - English Bluebell -  】で、古典児童文学を読む会がありました。

 課題本は『魔女とふたりのケイト』(K・M・ブリッグズ作、石井美樹子訳、岩波書店)。原作は1979年で、古典とは言えないかもしれません。訳書は1987年に出ています。

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 おやつはカボチャのムース。おいしゅうございました。(ムースじゃなくて、プリンでした。ムースは加熱しない、プリンは加熱する、ですよね?)

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