翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

翻訳の周辺

「BOOKMARK」14号

届きました! 今回のテーマは「against!」(「ノー」と言うこと)。 タイムリーなテーマだと思います。 今の日本社会は、不正義に対して、「それはちがうだろ!」って言いにくい雰囲気を、既得権益をもった人たちが作ろうとしている。ふつうに考えておかし…

ある方のツイートで部屋がきれいになった話。

わらしべ長者みたいな話ですが、昨日、ガース・二クス氏が、「古王国記」日本版の書影を投稿したある方のツイートをリツイートして、「日本語版の装丁、特に文庫版はいい!」とつぶやきました。

古典児童書を読む会『クマのプーさん』

今日は川越の絵本カフェ「イングリッシュブルーベル」さんで、『クマのプーさん』を課題にした読書会でした。 これは岩波の愛蔵版。中は横書きで紙が黄色。挿絵は彩色してあって、ちょっと、うーん、という感じ。おやつはプーの好きなハチミツ入りのケーキと…

翻訳三昧

今日は川越の絵本カフェ「イングリッシュブルーベル」さんで、昼の12時から夜の7時まで、あれこれ翻訳関係で過ごしました。楽しい一日で、なんなら、泊まっていこうか、という勢いでしたが、家主さんからは、住んじゃダメ、と言われてるそうです(笑)。 バ…

上野の森親子ブックフェスタ、今日まで!

今日5月5日も好天に恵まれています。ブックフェスタ最終日です。 JBBYの翻訳者による販売テントは、昨日でおしまいですが、出版社のみなさんは今日も販売を続けていますので、お近くの方は上野公園へお越しください。 写真は昨日のJBBYテント開店前。このあ…

丹地陽子さん個展(@西荻窪URESICA)

拙訳『ペーパーボーイ』のカバーや、読売新聞コラムの挿絵を描いていただいた丹地陽子さんの個展に行ってきました。今回のテーマは「めがね」。メガネ男子・女子&猫がたくさん見られました。肉筆の線がほんとうにきれい。この柱の絵でもそれがわかります。…

上野の森親子ブックフェスタ

5月3日〜5日の、書籍販売テント内の出版社がわかるポスターを出しておきますね。ほとんどの子どもの本の版元さんが本を直売りします。直売りということは、お安く買えるということ。なかなかこういう機会はありません。

平成最終日

平成最後の……、という記事は書くまいと思っていたのですが、なんとなく。 おとといは、今度結婚する息子のために、子どものころの写真のめぼしいやつを、スマホで撮影して送ってやる、という頼まれた作業をしていたのですが、息子の幼いころの写真がめちゃく…

第5回日本翻訳大賞授賞式

今年も楽しかった! 受賞作は 『ガルヴェイアスの犬』(木下眞穂訳、新潮社) 『JR』(木原善彦訳、国書刊行会) 写真は二次選考に残った16作の書影です。 最終選考に残った五作はこちら。

5月3日、4日は、ぜひ上野の森へ!

先日もご紹介しましたが、5月3日、4日に上野公園で、「上野の森親子ブックフェスタ」が開かれます。【 スケジュール|上野の森 親子ブックフェスタ|JPIC 】 JBBY(日本国際児童図書評議会 ── 子どもの本を通しての国際理解を提唱する世界組織の日本の窓口で…

第5回日本翻訳大賞決定!

決まりましたね。今年も読んでいませんが(苦笑)、おめでとうございます!! 寄付でなりたっている賞なので、みなさん、運営費寄付込みのチケットを買って、4月27日の授賞式に行きましょう! 【 第五回日本翻訳大賞 受賞作決定 】 besttranslationaward.wor…

『ブライアーヒルの秘密の馬』── 本作りの共同作業

この本は澤田亜沙美さんとの共訳です。訳書が出るたびに、本作りはいろいろな人との共同作業であることを痛感するのですが、今回は文字通りの共同作業でした。 二人の人間が、ひとつの作品の翻訳に携わるにあたって、実際にはどうしたのか、そしてどういうこ…

「マチュピチュの頂」から、ロバート・キャパへ

ネルーダの少年時代を描いた『夢見る人』に収録されていた、ネルーダの詩について教えてもらった松本健二さんに、できた本をお送りしたら、イラスト入りのネルーダの詩集『マチュピチュの頂』をいただきました。ありがとうございました。

「イングリッシュブルーベル」で……

いつも勉強会をひらいている川越の絵本カフェ、イングリッシュブルーベルのKさんが、ご自身のブログに、わたしの近刊訳書2冊を紹介してくださいました。いつもありがとうございます! englishbluebell.at.webry.info

パブロ・ネルーダ『大いなる歌』 

先日のエントリーで紹介した、拙訳『夢見る人』は、チリの詩人、パブロ・ネルーダの少年時代を、彼の自伝をもとに再構成した本です。巻末にネルーダの詩の英訳が何篇か収録されていたので、その日本語訳にあたって、スペイン語の原典とのチェックをお願いし…

第30回読書感想画コンクール

先週の金曜日、毎日新聞社主催の第30回読書感想画コンクールの授賞式がありました。拙訳『ヒトラーと暮らした少年』が中学校の部の課題図書になっていたので、表彰式の案内をもらっていたのですが、残念ながら、仕事があって出席できませんでした。 受賞さ…

読書会『魔女のむすこたち』

月曜日は古典児童書を読む会が、川越の絵本カフェ「イングリッシュブルーベル」さんでありました。課題本はこれ、『魔女のむすこたち』(カレル・ポラーチェク作、小野田澄子訳、岩波少年文庫)。

「BOOKMARK」13号

「BOOKMARK」13号を送ってもらいました。 今回はグラフィックノベル特集「絵+字で、無敵!」 今回も、我が家にあった作品は少なくて、そのうちの一冊がこれ。『失われた時を求めて』のコミック版です。ただし、紹介されている祥伝社版ではなく、白夜書房版…

第5回日本翻訳大賞、推薦作募集始まりました!

推薦は1月31日までです。みなさん、お忘れなく! 今年は、推薦できる作品が、一人一作品にもどったそうです。一昨年(昨年ではなく)の12月1日から昨年の12月31日までの、一年プラス一か月のあいだに刊行された翻訳作品が対象です。 【 推薦はこちら | 日本…

月刊「みすず」2018年12月号

「みすず」の12月号で、繁内理恵さんが『弟の戦争』(ロバート・ウェストール作、拙訳、1995年、徳間書店)について、「戦争と児童文学5 空爆と暴力と少年たち3」というタイトルの記事で書いていらっしゃいます。とても詳しい分析で、物語の根底にあっただ…

『Amelia』連載始まりました。

翻訳学校「フェロー・アカデミー」の会報誌『Amelia』に、今月から一年間、連載記事を書くことになりました。どうぞよろしく。 わたし自身はバベルで勉強したのですが、通信講座一年、通学講座二年半(だったかな?)のあいだの、言葉には表わしがたい緊張や…

美しい目次

あけましておめでとうございます。 暮れに愛媛の家内の実家に帰省、親戚と会って昨夜もどってきました。途中、京都で父の墓参り。 今日は駅伝復路を見たり、年賀状の返事を書いたりしていると、ピンポ〜ン! ゲラが来た……。来るのは知っていたのですが、三が…

この一年、ありがとうございました!

あとわずかで新年を迎えます。今年は翻訳関係のイベントにもいくつか参加でき、楽しかったし、刺激を受けました。お声をかけてくださった方、話を聞きにきてくださった皆さん、ありがとうございました。 訳書は一冊、『ヒトラーと暮らした少年』を出せました…

『オオカミを森へ』読書会

土曜日、12月8日は、神保町のブックハウスカフェで、拙訳『オオカミを森へ』の読書会がありました。洋書の森「おしゃべりサロン」主催のイベントで、わたしもお招きいただき、20名ほどの方からいろいろな感想が聞けて、とても楽しかったです。参加してくださ…

「BOOKMARK」が、カレンダーに!

「BOOKMARK」がカレンダーになりました! ちょうど12号まで出たところなので、オザワミカさんの表紙イラストと、各号で紹介された海外文学の一覧表が、毎月のカレンダーとともに再び!

Fくんからのメール

先週、中学生のFくんから、このブログあてにメールをもらいました。 内容は、『ムシェ 小さな英雄の物語』を読んで翻訳について興味が湧き、さらに、この本について書いたわたしのブログの記事を見つけ、訳者の金子奈美さんや編集者さんに聞きたいことがあ…

ニヤニヤが止まらない

先週、金曜日は絵本の打ち合わせでした。 編集者さんと、ああでもない、こうでもない、と一時間あまり。原書のアメリカ版、イギリス版、翻訳されたフランス語版、ドイツ語版、どれもちょっとずつ製本がちがったり、色味がちがったり、紙がちがったり……。 が…

『雨やまぬ土曜日』

写真は、ガース・二クス作、拙訳の「王国の鍵」シリーズの原書、 "The Keys to the Kingdom" 全七巻の背表紙です。 先週、ある方から、このシリーズの訳本、第六巻の『雨やまぬ土曜日』は手に入らないだろうか、という問い合わせがありました。

古典児童文学を読む会 ──『魔女とふたりのケイト』

月曜日は川越の絵本カフェ「イングリッシュブルーベル」さん【 Ehon Cafe - English Bluebell - 】で、古典児童文学を読む会がありました。 課題本は『魔女とふたりのケイト』(K・M・ブリッグズ作、石井美樹子訳、岩波書店)。原作は1979年で、古典とは言…

リーディングノート欄外

今日は原書を読んでいました。 レジュメを書くことを考えてメモをとるわけですが、登場人物の情報や出来事などは順にメモるとして、ストーリーではなく、文章からその時感じたことは、欄外に書いたり、書いてから丸をつけたり、四角で囲ったりします。 たと…