翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

翻訳の周辺

5月3日、4日は、ぜひ上野の森へ!

先日もご紹介しましたが、5月3日、4日に上野公園で、「上野の森親子ブックフェスタ」が開かれます。【 スケジュール|上野の森 親子ブックフェスタ|JPIC 】 JBBY(日本国際児童図書評議会 ── 子どもの本を通しての国際理解を提唱する世界組織の日本の窓口で…

第5回日本翻訳大賞決定!

決まりましたね。今年も読んでいませんが(苦笑)、おめでとうございます!! 寄付でなりたっている賞なので、みなさん、運営費寄付込みのチケットを買って、4月27日の授賞式に行きましょう! 【 第五回日本翻訳大賞 受賞作決定 】 besttranslationaward.wor…

『ブライアーヒルの秘密の馬』── 本作りの共同作業

この本は澤田亜沙美さんとの共訳です。訳書が出るたびに、本作りはいろいろな人との共同作業であることを痛感するのですが、今回は文字通りの共同作業でした。 二人の人間が、ひとつの作品の翻訳に携わるにあたって、実際にはどうしたのか、そしてどういうこ…

「マチュピチュの頂」から、ロバート・キャパへ

ネルーダの少年時代を描いた『夢見る人』に収録されていた、ネルーダの詩について教えてもらった松本健二さんに、できた本をお送りしたら、イラスト入りのネルーダの詩集『マチュピチュの頂』をいただきました。ありがとうございました。

「イングリッシュブルーベル」で……

いつも勉強会をひらいている川越の絵本カフェ、イングリッシュブルーベルのKさんが、ご自身のブログに、わたしの近刊訳書2冊を紹介してくださいました。いつもありがとうございます! englishbluebell.at.webry.info

パブロ・ネルーダ『大いなる歌』 

先日のエントリーで紹介した、拙訳『夢見る人』は、チリの詩人、パブロ・ネルーダの少年時代を、彼の自伝をもとに再構成した本です。巻末にネルーダの詩の英訳が何篇か収録されていたので、その日本語訳にあたって、スペイン語の原典とのチェックをお願いし…

第30回読書感想画コンクール

先週の金曜日、毎日新聞社主催の第30回読書感想画コンクールの授賞式がありました。拙訳『ヒトラーと暮らした少年』が中学校の部の課題図書になっていたので、表彰式の案内をもらっていたのですが、残念ながら、仕事があって出席できませんでした。 受賞さ…

読書会『魔女のむすこたち』

月曜日は古典児童書を読む会が、川越の絵本カフェ「イングリッシュブルーベル」さんでありました。課題本はこれ、『魔女のむすこたち』(カレル・ポラーチェク作、小野田澄子訳、岩波少年文庫)。

「BOOKMARK」13号

「BOOKMARK」13号を送ってもらいました。 今回はグラフィックノベル特集「絵+字で、無敵!」 今回も、我が家にあった作品は少なくて、そのうちの一冊がこれ。『失われた時を求めて』のコミック版です。ただし、紹介されている祥伝社版ではなく、白夜書房版…

第5回日本翻訳大賞、推薦作募集始まりました!

推薦は1月31日までです。みなさん、お忘れなく! 今年は、推薦できる作品が、一人一作品にもどったそうです。一昨年(昨年ではなく)の12月1日から昨年の12月31日までの、一年プラス一か月のあいだに刊行された翻訳作品が対象です。 【 推薦はこちら | 日本…

月刊「みすず」2018年12月号

「みすず」の12月号で、繁内理恵さんが『弟の戦争』(ロバート・ウェストール作、拙訳、1995年、徳間書店)について、「戦争と児童文学5 空爆と暴力と少年たち3」というタイトルの記事で書いていらっしゃいます。とても詳しい分析で、物語の根底にあっただ…

『Amelia』連載始まりました。

翻訳学校「フェロー・アカデミー」の会報誌『Amelia』に、今月から一年間、連載記事を書くことになりました。どうぞよろしく。 わたし自身はバベルで勉強したのですが、通信講座一年、通学講座二年半(だったかな?)のあいだの、言葉には表わしがたい緊張や…

美しい目次

あけましておめでとうございます。 暮れに愛媛の家内の実家に帰省、親戚と会って昨夜もどってきました。途中、京都で父の墓参り。 今日は駅伝復路を見たり、年賀状の返事を書いたりしていると、ピンポ〜ン! ゲラが来た……。来るのは知っていたのですが、三が…

この一年、ありがとうございました!

あとわずかで新年を迎えます。今年は翻訳関係のイベントにもいくつか参加でき、楽しかったし、刺激を受けました。お声をかけてくださった方、話を聞きにきてくださった皆さん、ありがとうございました。 訳書は一冊、『ヒトラーと暮らした少年』を出せました…

『オオカミを森へ』読書会

土曜日、12月8日は、神保町のブックハウスカフェで、拙訳『オオカミを森へ』の読書会がありました。洋書の森「おしゃべりサロン」主催のイベントで、わたしもお招きいただき、20名ほどの方からいろいろな感想が聞けて、とても楽しかったです。参加してくださ…

「BOOKMARK」が、カレンダーに!

「BOOKMARK」がカレンダーになりました! ちょうど12号まで出たところなので、オザワミカさんの表紙イラストと、各号で紹介された海外文学の一覧表が、毎月のカレンダーとともに再び!

Fくんからのメール

先週、中学生のFくんから、このブログあてにメールをもらいました。 内容は、『ムシェ 小さな英雄の物語』を読んで翻訳について興味が湧き、さらに、この本について書いたわたしのブログの記事を見つけ、訳者の金子奈美さんや編集者さんに聞きたいことがあ…

ニヤニヤが止まらない

先週、金曜日は絵本の打ち合わせでした。 編集者さんと、ああでもない、こうでもない、と一時間あまり。原書のアメリカ版、イギリス版、翻訳されたフランス語版、ドイツ語版、どれもちょっとずつ製本がちがったり、色味がちがったり、紙がちがったり……。 が…

『雨やまぬ土曜日』

写真は、ガース・二クス作、拙訳の「王国の鍵」シリーズの原書、 "The Keys to the Kingdom" 全七巻の背表紙です。 先週、ある方から、このシリーズの訳本、第六巻の『雨やまぬ土曜日』は手に入らないだろうか、という問い合わせがありました。

古典児童文学を読む会 ──『魔女とふたりのケイト』

月曜日は川越の絵本カフェ「イングリッシュブルーベル」さん【 Ehon Cafe - English Bluebell - 】で、古典児童文学を読む会がありました。 課題本は『魔女とふたりのケイト』(K・M・ブリッグズ作、石井美樹子訳、岩波書店)。原作は1979年で、古典とは言…

リーディングノート欄外

今日は原書を読んでいました。 レジュメを書くことを考えてメモをとるわけですが、登場人物の情報や出来事などは順にメモるとして、ストーリーではなく、文章からその時感じたことは、欄外に書いたり、書いてから丸をつけたり、四角で囲ったりします。 たと…

30冊目!

昨日は翻訳勉強会の日。会場にしている川越の絵本カフェ「イングリッシュブルーベル」では、わたしの訳書も置いてくださっています。そして、店主のKさんがお客様に推薦しつづけてくれたおかげで、『ハーレムの闘う本屋』が、このお店だけでなんと、すでに…

鰯雲とスピン

ここのところ、面白い原書にはいくつか出会っているのですが、どうも、出遅れているようで、問い合わせては「もう版権売れてます」のパターンが多い。去年はなぜか、さくさくと、「あいてますよ〜」で、もちこみ成功につながったのですが、まあ、こればっか…

メモのとりにくい本

原書のリーディングをしていて、レジュメの書きやすい本と、書きにくい本があります。 いや、レジュメが書きにくいというより、どんどんメモの量が増えていく本があるのです。本の長さとはあまり関係がありません。 言い方を変えると、メモをたくさんとらな…

『君たちはどう生きるか』初版本!!

今日は川越の絵本カフェ、イングリッシュブルーベルさんで、翻訳勉強会でした。 店主のKさん、昨日のわたしのブログを読んで、お店にあった『君たちはどう生きるか』の初版本(昭和12年)を見せてくれました!!

今なぜ『君たちはどう生きるか』なのか

「日本児童文学」の9・10月号の特集です。 野上さんの「コペル君とその時代から」は、戦前・戦中・戦後の児童文学者たちの実情を丁寧に解説してくださっています。少し身が引きしまりました。 頼まれて、『ハーレムの闘う本屋』にからめ、「知識こそ力」…

『バンビ』──古典児童書を読む会

昨日は川越の「イングリッシュブルーベル」さんで、古典児童書を読む会でした。課題本は『バンビ』。そう、あのディズニーアニメで有名なバンビ。原作はハンガリー生まれのユダヤ人で、オーストリアからアメリカに亡命した作家、フェーリクス・ザルテンです…

御礼、「BOOKMARK」3周年イベント。

今日は青山ブックセンターで、金原先生、三辺さんとのトークイベントでした。ご来場のみなさん、ありがとうございました。おかげさまで、楽しくおしゃべりできました。 今後は年2回の発行になるそうですが、続いていくそうですよ。イラスト・デザイン担当の…

読書感想画

『ヒトラーと暮らした少年』が、読書感想画コンクールの中学・高校部門の指定図書に選定されました。どんな絵を描いてくれるのか、楽しみです。

横のものを縦に

翻訳中の作品。横書きを予想して原稿を作ってきましたが、最終的に縦書きになる、ということで、「レイアウト」を開いて、ポチッ、と。