昨日発売の『ねえ、おぼえてる?』(原題 "Do You Remember?")について、原作者シドニー・スミスさんのインタビュー記事が、版元の偕成社さんのHPに掲載されています。この本の制作について、彼の想いが語られています。 https://kaiseiweb.kaiseisha.co.jp…
いつもの一時間ツーリングのコース、田んぼの中に桜の木と石塔があって、ずっと気になっていたのですが、今日、ちょうど好天の桜開花中に通りかかったので、写真を撮らせてもらいました。 右の石塔は明治41年に建てられた墓石で、周辺の田んぼの持ち主である…
(62)『ねえ、おぼえてる?』 (シドニー・スミス 文・絵、偕成社、2024年4月10日初版発行) "Do You Remember?"(2023、by Sydney Smith) カナダ、家族、絵本 〈オビ語録〉 「世界で注目される絵本作家が描く、思い出をめぐる家族の物語」 編集は広松健…
日本時間の昨夜11時すぎ、IBBYの総会で、シドニー・スミスさんの国際アンデルセン賞画家賞の受賞が発表されました。おめでとうございます! ボローニャでのIBBYのプレスカンファレンスの模様は、こちらのYouTubeで見られます。 https://www.youtube.com/watc…
4月10日発売予定の絵本、『ねえ、おぼえてる?』(シドニー・スミス 文・絵、偕成社)の見本がとどきました。 以下、偕成社のWEBページより。 「ねえ、おぼえてる? パパと3人で、野原へピクニックにいったときのこと」明かりを消したあとのベッドでかわ…
第20回JAT(日本翻訳者協会)新人翻訳者コンテストの日英部門で、友人のクリス・クレイゴさんが最優秀賞を受賞しました! おめでとうございます。 https://jat.org/ja/news/twentieth_annual_jat_contest_winners クリス・クレイゴさんとの関係は、彼が卒論…
「製本と編集者」という雑誌、というのか、ムック、というのか、とにかくそういう本があって、十七時退勤社というところから出ています。2022年の11月にvol.1が出て、昨年、2023年の11月にvol.2が出ました。 毎号、編集者の方三人に入念なインタビューを行…
書評家の豊崎由美さんと翻訳者たちが、翻訳文学を読んで書評を書き、その書評を相互採点し、語り合うという書評講座の記録です。講座を企画した新田享子さんや、運営やこのユニークな書評集の作成に携わっている翻訳者のうちの何人かが、ふだん勉強会でご一…
もう先週のことですが、銀座のソニーイメージングギャラリーで開かれていた、加藤秀さんの写真展に行ってきました。 スコットランドの島々をめぐって、何年もかけて撮りためた写真だそうです。お話もできて、ご主人にも会えて、楽しいひとときでした。 印象…
加藤秀さんの写真展が、1月5日から18日の予定で、ソニーイメージングギャラリー銀座でひらかれています。ご案内の葉書をいただきました。見にいく予定ですが、終わりごろになりそうなので、とりいそぎご紹介を。 くわしくはこちらを。 https://katoshu.art/a…
2024年が始まってもう5日が経とうとしています。地震、飛行機事故と、立て続けのニュースに心穏やかではありません。ガザやウクライナも戦争中。あまり呑気なことも書けないと思い、だんだんブログの更新頻度が落ちていますが、今年もなんとか翻訳関係を中…
来年、1月21日(日)の14時から、JBBY(日本国際児童図書評議会)の主催で、「ノンフィクションの翻訳を考える」というイベントがひらかれます。zoomによるオンラインイベントで、見逃し配信もあります。 以下のポスターの翻訳者のほか、元岩波書店編集者の…
『オリンピア』は、まだ新しい出版社、北烏山編集室レーベルの第1作です。この版元を立ち上げた樋口真理さんは、三省堂時代にわたしの訳書の編集をしてもらいましたし、じつはわたしと同じ、神奈川県立湘南高校のソフトテニス部出身なのです。
今、発売中の月刊「MOE」1月号にシドニー・スミスのインタビューが載っています。『おばあちゃんのにわ』が主なトピックです。ぜひ! ハイジや、大桃洋祐さんの特集も!
今日は川越の絵本カフェ「イングリッシュブルーベル」さんで、古典児童書を読む会がありました。課題本は『風にのってきたメアリー・ポピンズ』。子どものころに読んだかどうか、さだかではありません。映画で見た、なんとなく傘につかまって飛んでくるイメ…
いつものコースを走ってきました。 東松山の家を6時15分出発。マンションの規則が変わって、7時前に敷地内でエンジンをかけられないので、となりのマンションの管理棟の陰まで押していく。関越道から上信越道に入り、東部湯の丸ICでおり、美ヶ原高原美術館…
少し更新がとどこおっていたのは、ウクライナの戦争が終わらず、そこへもってきてガザの問題が起き、日本の政治はひどい状況で、そういうことについて書くのはしんどいからでした。とにかくどちらも早く休戦してほしいし、今の政権には早く退陣してもらいた…
昨日のエントリーでも書きましたが、静岡には神奈川の県立湘南高校で3年間ソフトテニス部(当時は軟式庭球部)でともに汗を流した野澤くんがいて、彼の奥様は静岡県立図書館の職員でもあります。ということで、今回の静岡出張は講演も準備したかいがありま…
一昨日、10月3日は、静岡子どもの本を読む会、静岡市立中央図書館のお招きで、図書館にて、「詩人の言葉を訳す──『ぼくは川のように話す』ほか」と題し、『ぼく川』をメインに、詩や絵本、読み物における言葉のリズムと翻訳をからめた話をしてきました。関係…
9月18日(月・祝)は、神保町の出版クラブで、シドニー・スミスさんの講演会が開かれ、行ってきました。 とても刺激的な講演でした。 あまりにいろいろ感じすぎて、なかなか文章で表わすのはむずかしいし、軽々に書いてはいけないような気がしています。とに…
立川の PLAY MUSEUM でひらかれている、「エルマーのぼうけん展」に行ってきました。シリーズ三作の原画がたくさん! というか、ぜんぶ?? 小学生の時になんども読んだ本の世界が、上手に再現されていました。10月1日までです。ぜひ! それに先立って、月曜…
昨日の午後、FMラジオJ-WAVE、クリス智子さんがナビゲーターのGOOD NEIGHBORSという番組に出演させていただきました。TALK TO NEIGHBORS という30分のコーナー。 六本木ヒルズの33階にあるスタジオからのながめです。 ラジオ出演なんて初めてでしたが、とて…
FMラジオ、J-WAVE からお誘いがあり、来週火曜日の午後、「GOOD NEIGHBORS」という番組の中の、"TALK TO NEIGHBORS”というコーナー(14:10〜14:40)に出演することになりました。 パーソナリティのクリス智子さんが、絵本がお好きで、以前にも『ぼくは川の…
9月18日(月・祝)に、JBBY主催のシドニー・スミス講演会が、神田の出版クラブでひらかれます。対面・オンライン、両方あります。 詳しくはこちらを ↓ https://jbby.org/news/domes-news/post-18080 主に『ぼくは川のように話す』(ジョーダン・スコット…
7月31日(月)に、川越の絵本カフェ「イングリッシュブルーベル」さんで、古典児童書を読む会がありました。課題図書は『たのしい川べ』。 『たのしい川べ』は、原作者のケネス・グレアムが息子さんに語ったお話をもとに作られた作品で、1908年出版。今回、…
先週の土曜、7月29日に、代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで、日本子どもの本研究会の全国大会があり、記念講演を依頼されて行ってきました。この大会、一泊二日で行われる、とても大規模なものです。 写真を一枚もとってなかったので、とり…
『夜のあいだに』(テリー・ファン&エリック・ファン作、ゴブリン書房)が3刷になりました! 2019年に初刷が出ていますから、4年めに入っています。少しずつでも長く読んでもらえる本になってくれるとうれしい。タイトルの箔押しがきれい。 奥付というか、…
翻訳者による海外文学ブックガイド『BOOKMARK 2』の見本が届きました。小冊子で発行されてきた13号から20号、そして昨年、ウクライナ戦争がはじまった時の「戦争を考える」緊急特集号の内容が掲載されています。紹介文はすべてその本を翻訳した訳者が書いて…
7月16日(日)午後11時05分から放送された、NHK第1放送、「ラジオ深夜便・ナイトガイド」の中で、荻窪の書店Titleの辻山良雄さんが、拙訳『おばあちゃんのにわ』を紹介してくださいました。とてもていねいな紹介でうれしかったです。『ぼくは川のように話す…
岩波書店のレーベル、STAMP BOOKS より、アメリカの作家、クワミ・アレグザンダーの詩物語『クロスオーバー』が本日発売です。どうぞよろしく!! 左が原書。訳書は一乗ひかるさんの装画でポップに仕上がりました。 バスケ大好きの双子の兄弟と両親、一家四…