翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

ACLグループステージ第2戦 HOME vs ブリスベン・ロアー

 0ー1の敗戦。

 仕事もあり、シーチケに入ってなかったこともあって、埼スタに行かず。今朝、ダイジェストでチェック。なので、以下の感想は偏りがあるかも。

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 ブーイングのことで、いろいろ出ているが、これはしかたない。今季ホーム初戦なのに、とか言ってる選手がいるが、去年からの10試合の結果を見れば、1勝3分6敗だ。サポーターは流れを見ている。というか、感じてる。

 

 ミシャのサッカーは、相手チーム、味方サポのプレッシャーに弱い。心理状態がすごく結果を左右するサッカーで、うまくいくと爽快だが、いろんな環境要素に対してデリケートだ。だからといって、昨日のブーイングは受け止めるしかないだろ。

 なにより、失点の仕方が悪い。低い位置でのパスカットや、相手のプレッシャーからのミス、あるいは、対人能力(とくにセットプレー時)のなさによるものがほとんど。しかも、このことは、3年間、あまり変わっていないように思う。いや、最初の頃は、パス回しができなかったので、とにかくボールをサイドにつける、5バックドン引きで守る、という守備「戦術」があった。

 昨日も、よいプレーが見られた、というのは、ほとんど攻撃のこと。最近、守備でよかったと言われる時は、ボールを奪われたあとの寄せの速さだけで、それは守備「戦術」ではなく、選手個々の頑張りでしかない。

 このサッカーでACLを勝つのは、アウェイのピッチや環境を考えると至難の技。前回優勝時でさえ、グループステージのアウェイは、たしかすべてドローで切り抜けたはずだ。ゴール前での競り合いでは、闘莉王、ワシントンが抜群の制空能力を見せてくれていてもギリギリだったんだ。

 光明は興梠。でも、興梠だのみじゃ、去年と同じじゃん。(M.H.)