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翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

ゲッカン タカハシゴー

 とんでもない雑誌が、いや、ムックが出ているのを知りました。その名も「ゲッカン タカハシゴー」。去年の9月に出ていたらしいのですが、つい二日前に手に入れました。

ゲッカンタカハシゴー (SAN-EI MOOK)

ゲッカンタカハシゴー (SAN-EI MOOK)

 

  表紙を見ればわかるように、バイクの本です。懐かしのケニー・ロバーツ。レース雑誌かと思いきや、まったくちがう。でも、ケニーのインタビュー記事、ちゃんとあります。奥さん、日本人なんですねえ。

 

 リターンライダーのわたしとしては、昔、乗ってたころによく雑誌で見てた、ケニー・ロバーツ、エディ・ローソン、ワイン・ガードナー、ランディ・マモラ、フレディ・スペンサー、忘れちゃいけない、片山敬済、なんていう名前を聞いただけで、むずむずしてくるわけです。

 しかし、このムックのすごいのは、何と言っても広告がないこと。バイクメーカーの宣伝が載ってないバイク雑誌は、ありそうでない。考えて見れば、スポンサーの批判はしづらいわけで、それだけでも画期的。別に、この号で、メーカー批判してるわけじゃなくて、ホンダを「おかん」キャラに見立てた記事があるくらいですけどね。

 タイトルはふざけてます。中読んでみたら、高橋剛さん、っていうライターの名前をタイトルにしちゃってる。ゲッカンは月刊じゃなくて、ただの勢いづけ、枕詞らしい。そう、月刊誌でさえないのです。

 この第1ゴーのコンセプトは、「バイクは危ないけど面白い」。ケニー・ロバーツのカラーインタビュー記事から始まり、崖から落ちた人の話とか、息子さんをバイク事故で亡くしたバイク屋さん夫婦の話とか、ヤマケイ(「山と渓谷」ね)の編集長と高橋剛さんが、バイクと登山の危うさについて対談していたり、中身はかなり濃いんです。

 ずばり、面白い!

 リターンするにあたって、バイク購入資金を貯めながらバイク雑誌を1年くらいかけてあれこれ拾い読みしていましたが、最近、飽きてきたところに、これです。ツボに入りました。

 第2ゴーは出るのかと心配して、さっきネットで調べたら、4月発売予定だそうで、めでたし、めでたしです。

 

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 これが裏も含めた表紙全景。ピースサインの話も載ってます。昔は、みんなやったもんですよねえ。(M.H.)