翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

1st ステージ 第3節 AWAY vs サンフレッチェ広島

 0−0△ 

 現地組の皆さん、ご苦労さまでした。広島まで行ってあの試合を見せられては、フラストレーションがたまったのではないでしょうか。

 でも、ACLのアウェイ帰りのアウェイ試合。結果としては悪くない。3節を終わって、勝ち点7、広島と同率首位をキープ。まだ3節と言うなかれ。今年は2シーズン制だ。勝ち点を積み上げたのは大きい。

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 それにしても、前半はともかく、後半の広島のドン引きサッカーはいったいなぜ? ホームでサポもよく入り、自分たちは中1週間、浦和はACL帰りで疲れているのに、なぜ前から来ない? 浦和ボールになると、すっと引いて5−4−1。サイドにがっちり蓋をして、真ん中もケア。あれじゃあ、うちが縦パスを入れられないのもしかたない。大きなサイドチェンジもむずかしい。うちが悪かったわけじゃない。

 欲を言えば、前半はまだ広島が来ていたので、高い位置でボールがとれた際に、前にスプリントする選手がもう一人、二人いれば、と思った。その点、前半の広島は、寿人、茶島、柏が、タイミングよく走っていた。しかし、後半のあのサッカーでは……。森保の指示なのか、選手の判断なのか?

 

 うちは、やはり選手起用に疑問が残る。まあ、コンディションは、我々サポにはわからないので、ベストの選手を出した、と言われたら何も言えない。

 でも、興梠を90分使うのはどう考えてもおかしいだろ? ほんとにしんどそうだったぞ。この後、代表選で試合間隔が空くといっても、その興梠は代表に選ばれている。しかも、李、石原は、シャドーなのか? なんだか、ワントップの選手が3人いるみたいじゃないか。

 ズラタン+陽介・石原、とかで入って、後半、高木を入れて陽介をボランチに下げるとかできなかったのか? あのドン引きの広島に対しては、スピードのある高木をどこかで入れてほしかった。

 まあ、言いたいことはいろいろあるが、画面で見る限り、選手はよくやっていたと思う。今日は放り込みはあまりなかったので、西川はナイスセーブでチームを救ってくれていた。後半は、スペースがない中、どうにかこじあけようとしていたし、決して後ろ向きではなかった。むしろ、試合後の広島サポが、あのサッカーをした自分たちのチームを拍手で迎えるメンタリティが、まったく理解できない。

 

 スカパーの解説は中島浩司オシムのジェフ、ミシャの広島でプレーした、ちょっとおもしろい、DFっぽくないDFだったが、ミシャのサッカーをよくわかっているので、広島の内輪情報も含め、なかなか良かった。試合終盤は、広島のサッカーに、これでいいんですかね、とあおっていたしね。(M.H.)