翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

W400、車検完了

 昨日、無事、車検が終わったW400を引きとってきました。

 そのまま、いつもの周回コース(40キロ弱)を流します。オイル交換のおかげで、明らかにエンジンの回転がなめらか。ガチャつき音が減りました。

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 ずいぶん山の中みたいですが、我が家から10分くらいのところ。まあ、そもそも、うちが田舎にあるってことですね。ゴルフ場の脇を適度にカーブしながら続く道は、交通量も少なくて気持ちいい。落葉樹はまだ芽吹き始めたばかりですが、道路脇の若草色が、春の徴。

 

 こうして前から見ると、ダブヨンはスリムです。これ一台だけだと、けっこうでかいなあ、と思いますが、サービスエリアなんかで大型車と並んでると、そりゃあ華奢に見えて、かわいらしいくらい。

 

 ところで、車検の代金を払ったあと、バイク屋さんの店内でコーヒーをご馳走になっていると、パソコンから、ずーっと、お姉さんの声が聞こえているのに気づきました。

「なんですか、これ?」

「オークションですよ」という答え。

 そう、今はネット上で中古車の売買ができるんですねえ。なんでも、オークションの会社から検査員が来て、出品するバイクの状態を査定していくんだそうです。その評価と、画面に映った写真や、諸元、状態などの情報だけで入札するとのこと。

 過去の名車だと、落札価格が100万を超えることもあるらしく、そういう時は、さすがに、「現物見ずに、ワンクリック100万円」と思うと、ドキドキするそうです。

 ちょうど、木曜日はオークションの日。次々に中古車が競りにかけられていきます。お姉さんの声は、魚市場の競りや、サザビーズのオークションのように、入札価格を読み上げている声だったのです。すると、バイク屋さんが一言。

「このお姉さんが一番大変だよねえ。何人かいて、交代はするけど、朝から、2時、3時まで、ずーっとしゃべってるから」

 たしかに。(M.H.)