これも、この時期咲く、好きな花の一つ。斑入りの丸い葉と、宙に浮かんだように咲く白い花のバランスが絶妙です。
ただ、先週写したこの写真のユキノシタは、なんの加減か、白い筋がほとんどない葉がたくさんありました。
こちらはフジ。藤棚に仕立てたものもいいですが、こうして、立木に蔓でからまっているフジが、本来のヤマフジの風情でいい。こいつは、ソメイヨシノにからみついたフジです。やはり、先週の写真。花見の時期には蔓だけなのでわかりませんが、5月になると、花房が垂れ、浅い緑の葉が輝いて、一見したところでは、桜の木だとはわからなくなります。
ユキノシタもフジも、いつもの駅までの道沿いにあります。
この写真は京都、下鴨神社境内の糺ノ森(ただすのもり)。
雨模様だったせいもありますが、本当に緑の深い森です。神社の、それも京都市内の敷地の中とは思えません。境内の面積は、昔は、今の60倍もあったそうです。糺ノ森の中には、こんなものも。
アオサギでしょうか。
新緑の京都は魅力的でした。そのうち、一年間京都に暮らして四季を味わってみたいと思っていますが、さて、どうなることか。(M.H.)