翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

1st ステージ 第14節 AWAY vs サガン鳥栖、第10節 AWAY vs 柏レイソル

 5月30日(土)@ベストアメニティスタジアム
 AWAY vs サガン鳥栖 1ー6◯ (武藤、柏木、興梠、ズラタン2、梅崎)

 

 いろいろあって、ハイライトしか見てないが、とにかく鬼門のアウェイ鳥栖戦で、大量6得点。無敗記録も更新。

  

 

 6月3日(水)@日立台

 AWAY vs 柏レイソル 3ー3△ (梅崎、槙野、武藤)

 無敗記録更新。勝ち点34。ガンバ、広島に7差で首位。

 

 武藤さまのおかげです!!

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 テレビ観戦。開始1分、速攻から梅崎ゴール。までは、よかったが、すぐ追いつかれる。柏のACLベスト8は伊達じゃない。ターンオーバーの失敗なのか、リーグ戦は15位だが、とてもそうは思えない。前のレアンドロとクリスチアーノが、足元の技術もスピードもあり、また守備も献身的。最初は4バックに見えたが、1−1に追いつくと、もう5−4−1のような形で守る。バイタルにもサイドにもあまりスペースがなかった。でも、ただ守ってるだけじゃない。大谷も、茨田も、しっかり攻撃にからんでくる。

 うちは先発が、前はズラタン、武藤、梅崎、中盤は陽介、阿部ちゃん、あとは左から宇賀神、槙野、永田、森脇、関根。那須の累積でミツルが出たが、やはり試合勘がなく、2失点にからんでしまった。1失点めは、バックパスをレアンドロに追われ、周作がパスミス、工藤に決められた。2点めは、FKをクリスチアーノが強烈な無回転、周作が前にこぼしたところをレアンドロに詰められた。

 その後、コーナーキックから槙野のヘッドで追いつく。陽介の右コーナーは、高いところから落ちる軌道で槙野が叩きつけた。が、柏はいい守備から、レアンドロにあずける形がよかった。スペースにうまく次の受け手が入ってきて、前をむいてボールをもらう。右からゴール前へのアーリークロスに、足がつっていた永田が届かず、またもレアンドロに決められた。

 3−2で敗色濃厚だったロスタイム。右サイド、関根のストレート系のアーリークロスに、上がっていた槙野がジャンプ、そのうしろに入っていた武藤が右サイドネットにヘディングでねじこんだ。菅野も当たっていたが、関根のアシストも武藤のヘッドも見事。これで開幕から14試合負けなしのJ記録更新。

 柏の守備ブロックに苦しんだが、特に、右サイドの関根、森脇のくずし、中央では柏木からの浮き球、左があいたところで、橋本にサイドチェンジ、など、工夫はしていた。が、連戦の疲れか、3−2とリードされたところからは、選手に疲れが見えていた。武藤も前半のはじめ以降は、柏の守備陣に存在を消されていたのだが、やや重そうに見える体で、守備もこなしながら、よくロスタイムにゴール前に飛び込んだものだ。あっぱれ!!

 

 

 気のせいか、ミシャは、相手チームにいたことのある選手をよく起用する。今日は永田、途中から李、橋本を入れた。ズラタンの怪我が心配。スロベニア代表でイングランド戦を控えていたのに、あれでは無理か?

 それにしても武藤だ。これで4戦連続ゴール。通算6ゴールは、現時点でゴールランキング5位! 仙台ではレギュラーに定着していなかっただけに、おもしろいものだ。興梠といい、武藤といい、移籍前より活躍しているのはミシャの慧眼なのか。

 

 

 

 次節、ガンバが負けて、うちが勝つと、1stステージ優勝らしい。が、落ち着いた試合をしてほしい。(M.H.)