翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

2nd ステージ 第1節 AWAY vs 松本山雅

 1-2◯    (12' 武藤、52' 興梠)(7月11日(土)@アルウィン)

 開幕以来の無敗記録更新。アルウィンでのいやな記憶も払拭。

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 テレビ観戦。解説は、スカパーの川勝、NHK-BSの戸田のうち、戸田の方が好きなので、NHKで見た。

 

 反町はほんとうに策士。前半はうちの前3人にマンマークをつけ、さらに一人DFを余らせてカバーする、という、なりふりかまわぬ守備をした。ハーフタイムのコメントで、ミシャは怒っていた。あれはサッカーじゃない、と。まあ、山雅は相手のいやがることをしないといけないチームなので、そこまで怒ることはないだろうと思ったが……。

 おそらく、去年までの浦和だったら、攻め手を欠いて、相手の思うつぼにはまったと思う。しかし、今年はコンビネーションが熟成、きついマークをかいくぐってボールをつないだ。興梠がおりてくる、武藤、梅崎が斜めに走る、サイドも、関根と宇賀神がタッチライン際だけでなく、中にもしぼり、とくに前半はスペースがない中での細かなポジション修正ができていたと思う。

 得点は、前目で奪ったボールを阿部ちゃんが右サイドに展開、森脇がセンタリング、DF(酒井?)が目測を誤って触れなかったボールを、武藤がしっかりヘッドで叩きつけて決めた。

 

 後半の得点は、やはり右サイド、ペナに入りこんだ陽介が、ゴールライン際で粘って中に浮き球でおりかえし、こぼれたところを興梠が絶妙の交わしからのシュートで決めた。

 しかし、後半は山雅がオビナを入れて前での起点を作り、攻めに出た。面白いのはセットプレー。どれだけサインプレーがあるのか知らないが、その都度、手を替え、品を替えてゴールに迫ってくる。ロングスローもあり、周作のセーブやバーにも助けられた。1点を返され、さらに最後の15分くらいは、ひたすら放り込まれて守るのが精一杯。それでも負けないのは、みんな集中力が切れていないからだろう。

 

 

 現地組からのLINEでは、途中から風向きが変わり、そうとう田舎の臭いがしたらしい。もしかして、後半うちが攻めこまれたのは、そのせいか?(笑)

 ともあれ、白星スタート。すぐに第2節がまたアウェイで山形なので、うまくターンオーバーしながら勝っていってほしい。(M.H.)

 

 

PS:Jリーグタイムを見ていたら、神戸が清水に5-0で快勝。左サイド相馬、右サイド峻希が躍動。アシストはもちろん、峻希はビューティフルゴールも決めていた。レアンドロも補強していて、神戸は2ndの台風の目になるかもしれない。