翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

小島秀仁、愛媛FCへ移籍

 秀仁が愛媛FCに完全移籍した。入団時から大ファンの家内は嘆いている。

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 高校時代の評価は高かった。柴崎、宮市とならび、三羽烏と称され、中盤からの正確なパスに定評があった。イケメンだし、前橋育英ということもあり、細貝とタイプは違えど、浦和の中盤を担う選手に成長してほしいと期待していた。

 徳島へ期限付きで移籍して、たくましくなると思ったのだが、J2でもスタメンには定着できなかった。帰ってきても、ミシャのサッカーでは、中盤の選手を育てながら使うのはとても難しい。それを考えるとベテランの啓太は、監督やサッカーがちがってもメンバーに残り続けるのだから、やはり賢い選手なのだろう。

 秀仁も、徳島からもどってきて、練習試合などでは球際を頑張っているのがよくわかったが、そこは彼の持ち味ではない。華麗なパスを出しつつ、体もはれるようになってほしい。愛媛でがんばってほしい。マリノスの齋藤や、広島時代の森脇や高萩が育ったのだから、愛媛の水も悪くないはず。

 

 そして、さっそく、27日のアウェイ札幌戦で、後半途中から出場、0-1の勝利に貢献した。期待されているのがわかる。サッカー選手は、試合に出てナンボ。

 愛媛は、家内の生まれ育った地、自分の第二の故郷でもある。関東のアウェイの試合に、ぜひ見に行きたい。それまでにスタメンを確保してほしいものだ。

 がんばれ、シュート。

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(M.H.)

 

PS:ちょうど、7月30日は23歳の誕生日だった。愛媛での背番号は、浦和入団時の27番。うん、なんか、やれそうな気がする。