翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

ヘクソカズラと綿の花

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 ヘクソカズラ(屁糞葛)です。

 オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)とどっこいどっこいのかわいそうな名前ですよね。今ちょうど、花が咲いています。近づくとあちこちくさいらしいのですが、ふつうに道を歩いている限りはわかりません。花も、まあまあ可愛いし、このネーミングはあんまりです。

 少し前になりますが、8月4日、夏期講習が休みの日、夕方にいつもの散歩コースで撮影しました。

 

 この花はわかりますか?

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 ワタ。綿。コットンです。くわしい種類まではわかりませんが、赤い花が咲いています。夕方だからなのか、しおれています。綿は黄色っぽい花が多いと思うのですが、これは赤いですね。ふつうにこの状態だと、ワタだとは気がつきませんが、たしか去年の秋、この畑で綿花ができていたなあと思い、ああ、ワタだ、と気づいた次第。

 

 これはゴマ。胡麻です。黒ごまか、白ごまかは、ちょっとわかりません。

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 秋になると、よく塀の脇や軒先で根元から切った茎を乾かしています。下に敷いたシートに落ちている実を見ると、ああ、黒ごまだ、白ごまだ、ってわかるんですが。きっと、花も少し色がちがうんでしょうね。

 

 この日は、少し夕風が涼しく感じられました。

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(M.H.)

 

追記:記事を書いて寝かしておいたら、一週間以上経ってしまいました。別の日に撮ったのがこちらの写真。ワタだと思って撮ったのですが、どうもこちらはスイフヨウ(酔芙蓉)らしい。ただ、ワタもスイフヨウも、咲いてすぐはクリーム色の花なのに、二日目にはピンクになってしおれていくそうです。

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