翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

2nd ステージ 第13節 HOME vs サガン鳥栖

 △1ー1 (23' 興梠、10月3日(土)@埼スタ)

 広島がF東に負けたため、年間首位は3ポイント差でキープ。2ndは首位の鹿島に4ポイント差で4位。価値ある勝ち点1、と言いたいが…。

    試合前には、耐えて鹿島に勝ち、下位に沈む鳥栖に快勝、というシナリオを頭に描いていたサポは多かったのではないか。選手も口ではそうは言わないだろうが、同じ人間、どこかに油断はあっても不思議ではない。

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 先発は興梠、武藤、梅崎、宇賀神、関根、陽介、阿部ちゃん、槙野、那須、森脇、西川。

 鳥栖は堅守速攻。5−4−1で守る。うちがミスした時は怒涛の速攻。一番浦和がやりにくい相手だ。豊田はサブで結局出場せずだったが、キムミヌと水沼をトップ下におき、トップは池田圭。いずれもスピード、テクニックがある。

 先制はうち。左コーナーを柏木が蹴り、那須が落として、ファーの角度のないところから武藤がシュート、GK、DFがブロックしたが、そのこぼれを興梠が押しこんだ。支配率で上回り、今日は楽勝の雰囲気がただよう。が、その後、すぐに追いつかれる。支配率は高いものの、体をはった鳥栖のディフェンスに手を焼き、なかなか追加点が入らず。とにかくシュートコースに体を投げ出してくる。

    最後は関根、那須、梅崎の代わりに、ズラタン、青木、高木が入っていた。これで宇賀が右サイド、左サイドが高木になるという変則的なフォーメーション。これだと、高木の仕掛ける位置が低すぎる、と思った。あまり良いことはないのでは?

 ロスタイム、武藤のバーにあたったシュートもあったが、全体には鳥栖の思うツボだったと思う。しかも、後半には一対一の場面を作られ、周作が左足を出してはじくスーパーセーブに救われた。

 

 楽な試合はない。残りはガンバ、F東、川崎、神戸。失速はしないと言っているが、果たして……。がんばってほしい。北は挨拶に来た選手たちに「カモン、ウラワレッズ!」のコールだつた。

    観客は3万5千。バックロアーはよく入っていた。帰り道は足取りが重い。うーん。去年、一昨年の様なことはありませんように。

 

 

 西川、槙野、柏木が代表に選ばれた。柏木、大丈夫か? この日も、CKは梅が蹴る場面も見られたので、ちょっと心配。代表でリフレッシュして帰ってきてほしい。

(M.H.)