翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

ヤツデの子ら

 いつもの駅までの水路沿いの道。草刈りをした後に、今、あちこちにヤツデの若い葉が見えます。若葉がいっちょまえに親(?)と同じ形をしているのを見るのが好きです。

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  北向きの斜面は日陰を好むヤツデに絶好の条件なんでしょう。でも、この子らはどうやって増えるんでしょうかね? 地下茎って感じではないし。種でしょうね。

 ヤツデといいますが、数えてみると指は7本。だいたい7本か9本らしいです。8本はないそうです。ネーミングは、まあ、末広がりの八なんでしょう。子どものころに住んでいた家の便所の外にヤツデがあったのをよく覚えています。

 

 こいつがこの子らの親なんでしょうか。まだ蕾ですが、咲くと真っ白で小さな花火のようで、花の少ない冬の貴重な花です。

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(M.H.)