翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

2nd ステージ 第16節 HOME vs 川崎フロンターレ

 △1ー1 (28' 興梠、11月7日(土)@埼スタ)

    激しい攻防で見応えのある試合だったが、サポとしては残念のひと言。見事なコレオでテンション高く試合に入ったのだが……。

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 先発は、ズラタン、興梠、武藤(この日が誕生日)、陽介、阿部ちゃん、宇賀神、関根、槙野、那須、岡本、周作。累積の森脇に代わって先発した岡拓はそつのないプレー。上出来だと思う。

 前半は怒涛のプレスで押しこむ時間帯もあった。ズラタンを先頭に連動してキーパーから距離を詰めていく。興梠の先制点は、周作からのキックをズラタンが頭で落とし、興梠がDFの前にするりと入って鮮やかなループシュートを決めた。南スタンド目の前でのゴールだったのでしびれました。興梠らしい技ありゴール。前半はとにかく行け行けで何度もチャンスを作ったが、決まらない。それでもリードして終わるだろうと思っていたら、一瞬の隙で中央の森谷に大島から斜めのパスが渡り、森谷は反転して槙野をかわし、きれいにゴール右上に決められた。あれは西川にも無理。

  後半は川崎が憲剛をトップにおく布陣。ポゼッションは川崎が盛り返したように見えた。が、うちにもチャンスはあった。しかし、武藤のシュートは相手キーパーの好セーブにあい、ウメのシュートもバーに嫌われてドロー。帰ってきてビデオで見たが、一進一退の好ゲームだったことはまちがいない。大久保が累積でいなくて助かった。

 

    後半、南から見ていて感心したのは阿部のプレー。岡本と関根に代わって青木とウメが入ると、阿部は岡本のポジションに入る。何事もなかったかのようにウメと巧みにパスコースを作りながら攻め、守る。その後ズラタンに代わって高木が入ると、那須が足を引きずりだしたせいか、那須を右に、阿部はいつもの那須の位置、中央に入った。が、どこにいてもうまい。

    裏に抜けそうになった川崎の中野に並走し、安易にタックルせずにコースをせばめ、最後はペナの中にもかかわらず、足を伸ばしてボールに触り、シュートさせなかったディフェンスは素晴らしかった。

    それにしても、ズラタンは前線の基点になっていたので、替えなくてよかったのでは?

 現地ではわからなかったが、ビデオで見ると、川崎の選手では大島のプレーが面白い。小柄な体で常に360度首をふり、ボールを見ずにドリブル、パス、ポジションをとりなおし、中盤の底から配給していく。大島がいるから憲剛が前にいられるのがよくわかる。小さい選手は好きだな。

 

   広島はガンバに勝ち、実質的に2nd優勝を決めた。それでも最終節に広島が負け、うちが勝てばまだ年間1位になれる。チャンスはある。

 寄せ書き、してきました。

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(M.H.)