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翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

『今すぐ読みたい! 10代のためのYAブックガイド150!』

本・映画 翻訳の周辺

  金原瑞人先生とひこ・田中さん監修のYAブックガイドが刊行されました。

今すぐ読みたい!  10代のための  YAブックガイド150!

今すぐ読みたい! 10代のための YAブックガイド150!

 

 

  ひこ・田中さんのまえがきにある、「古今東西の名作は並んでいません。各執筆者がここ数年の間に読んだ中から「これおもしろいよ」って手渡したい本を集めました。役立つから薦めているわけではありません。読めば賢くなる保証も、たぶんしていません……」というところがいいですね。

 

 執筆者は金原先生、ひこ・田中さんほか、先日トークイベントでお世話になった『ハックルベリーブックス』の奥山恵さん、翻訳者の三辺律子さんや作家の森絵都さん、佐藤多佳子さん、丸善・ジュンク堂の兼森理恵さんなどなど、総勢27人。

 150冊というボリュームがいい。30冊くらいだと、自分に合いそうな本が一冊もなかったりしますから。わたしの訳書も二冊入っています。金原先生は『フランケンシュタイン家の双子』をとりあげてくれました。先生、ありがとうございます。『ハーレムの闘う本屋』は、ほそえさちよさんが書いてくれました。ほそえさん、ご無沙汰してます。ありがとうございます。

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 ページの構成がいいです。右に書影とキャッチフレーズ、内容紹介。左に二段で選者の言葉が載っています。本が浮き上がって見えるように影がついていて、白黒印刷なのに、とても魅力的に見えます。紹介文がだらだら長くないのもいい。思わず、読まなきゃ、と思います。

 

 金原先生のあとがきから少し。

「「本って、いまいち好きになれないんだよな」という人がいたら、ぜひ、手にとってみてほしい。それぞれに個性的な本好き27人が、新しい本の中から、「これは!」という本を選んでみた。もしかしたら、きみも本当は本好きかもしれない。」

 

(M.H.)