翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

破魔弓・破魔矢

 昨日、1月3日は、地元の箭弓(やきゅう)稲荷神社に初詣。

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  3日の昼過ぎだというのに、境内に人がたくさん、並ばないとお参りできませんでした。この街に引っ越してきてから、ほぼ毎年この神社へ初詣に来ていますが、ここ数年のほうが人出が多いように思うのは気のせいでしょうか。それとも、神頼みする人が増えたのか。

 

 この稲荷神社、西暦712年にできたそうで、数年前から開座1300年の補修や行事を行なっています。712年というのは、調べたら古事記ができた年らしい。うーん、古い。もともとは野久ケ原という地名に由来する野久(やきゅう)神社だったらしいのですが、平安の頃に、ここに戦勝祈願した源氏の武将が戦に勝利を収め、漢字を箭弓(やきゅう)、つまり、弓矢に改めたそうです。

 ということで、この神社には破魔矢だけでなく、破魔弓がセットになったものが売られています。弓がなけりゃ、矢は射ることができませんから、破魔矢だけより数倍もご利益がありそうですよね。

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 これで、今年もあれこれうまく行くはず。

 

 そして、もう一つ、いつも「勝ち守り」も買ってきます。別に、勝負してるつもりはないんですが、名前が「勝」なので身を守るつもりで、いつも仕事部屋においてます。

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 ま、気持ちの問題ですね。

 今日から塾の授業が再開。仕事始めです。

(M.H.)