翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

1st ステージ 第2節 HOME vs ジュビロ磐田

 1−2 (78' 柏木、3月6日(日)14:00 〜 @埼スタ)

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 陽介の入籍おめでとうゴールだったのだが……。

 インフルエンザ治りかけのため外出できず。もともと仕事の予定だったが、テレビ観戦。J1復帰の名波ジュビロに初勝利をプレゼント。うーん、こういうの昔からあるうちのパターンだよなあ。

  メンバーは西川、DFは右・遠藤、アンカー・槙野、左・森脇、ボランチに阿部、柏木、あとは関根(70'→永田)、宇賀神、武藤(77'→石原)、興梠、ズラタン。相手が2トップを残して詰めてくるので、中央槙野、左森脇、右遠藤を基本に、阿部や柏木がおりてきて、とにかく3人を残してのボール回しとなる。

 先制され、追いついて、今日は突き放された。1失点目はミス。森脇の左センターバックは柏戦でも失点につながっているので、あまりよろしくない。各チームよく研究している。

 とにかくジュビロの守りがよかった。名波はじつにうまく戦術をたて、しかもそれを選手たちに90分遂行させている。4−4−2でディフェンスラインを高く保ち、ツートップに縦へのパスコースを切らせてうちのDFにプレッシャーをかけてくる守備は、結局、90分間有効だった。だれもさぼっていないのがすばらしい。戦術を浸透させる手腕があるのだろう。小林祐希は昇格の時も見せてくれたが、テクニック、フィジカルがある上にガッツがあるいい選手。2トップの一枚を最後までしっかり務めた。

 陽介の同点弾はペナの前右側から、左にむかってワンツー、ドリブルをしながらシュートチャンスをうかがい、再三好セーブを見せていたカミンスキーの右を破ってサイドネットに突き刺した。新10番の責任感、とでも言おうか。その後、関根に変えて永田を入れ、槙野左、森脇右という慣れたボジションにもどした。やはり槙野のアンカーはもったいない。左サイドの攻撃力が半減する上に、森脇のミスを誘発することにもなるので、あまり見たくない。左にもどしたあとは、再三、相手ペナまで侵入し、チャンスを作った。

 ジュビロの2点目は交代で入ったジェイ。小林祐希の侵入から周作の前を横切る鋭いセンタリングを、ジェイが槙野の前に入って押し込んだ。ジェイはうまい。プレミアにいただけのことはある。

 

 ホーム開幕だっただけに、早くも黒星、しかもジュビロ相手、というのは痛い……。日程的にきびしく、ターンオーバーのせいかコンビネーションプレーが発動できなかった。まあ、磐田がよかったのはまちがいない。去年の無敗による1st優勝はできすぎだった。今年もJ1リーグは混戦だ。

 次節はまたホームだが、今度も昇格組の井原アビスパ、しかも、水輝や堤がいるのもいやな感じ。土曜の試合では、ウェリントン強かったぞ……。

(M.H.)