翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

1st ステージ 第4節 AWAY vs 湘南ベルマーレ

 0−2◯ (41' 李、55' 興梠、3月20日(日)16:00〜 @BMWスタジアム)

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 走りの湘南に走り勝って完勝。勝ち点9で、川崎についで2位。

 録画観戦。

 メンバーは西川、右槙野、左森脇、リベロ遠藤、ボランチ阿部、柏木、右関根、左宇賀神、シャドー李、武藤、ワントップ興梠。槙野・遠藤・森脇の後ろ3枚は定着してきた。欲をいえば、ここもターンオーバーで永田、橋本、加賀、イリッチを使いながらなじませてほしいところ。

 スカパーでは、走行距離、スプリント回数を何度も表示していたが、湘南の選手は本当によく走る、結局、FWの二人が走行距離トップという数字が出ていた。試合はピッチの各所でプレスの掛け合いが続く感じで始まったが、しだいにうちのキープ率が高まる。

 1点目は柏木が相手のパスをカットしたところから。20メートル以上あっただろうか、中央から李が左足でミドルシュート。低い弾道の枠内の軌道を、アンドレ・バイアがヘディングクリアしようとしたところ、肩に当たってキーパーの逆をつき、ゴール。李の今季公式戦初ゴールだ。

 2点目は、ペナの前で興梠、武藤、柏木、再び右に回った興梠が冷静にファーのポスト際に流しこんだ。ファインゴール。ただ、ゴール裏からは遠くてなにやってるのかよくわからん、というラインのメッセージが……(笑)。平塚は陸上トラックがあるからねえ。興梠の好調ぶりは心強い。

 

 後半30分すぎに、武藤を青木に替えて陽介をシャドーに、ウガをウメに替え、興梠をズラタンに替えた。まずまずの交代策。

 

 湘南はよく走ったが、後追いの走りが多かった。ジュビロのプレスほど組織的でない印象。レンタルの岡拓は先発フル出場したが、同じくレンタルの直樹、そして坪井の二人はベンチ外。ちょっと残念。

 うちは水曜のACLから中三日とは思えない運動量で、前からのプレスをかけ続けた。最後は少し下がって守る形になったが、完勝と言っていい。前からの守備は、去年より進化したように思う。ここで、代表選があり、4月1日まで2週間近く休める。といっても、西川、槙野、陽介はフル代表、関根、遠藤は五輪代表へ。怪我だけはしないでくれ。

 そして、4月はまた、ACL2試合、リーグ戦5試合と厳しい日程だ。ACLの勝敗は、メンタルや選手起用などで微妙にリーグ戦に影響するだろう。それでも、去年よりはターンオーバーや途中交代がうまくいっているように思う。先は長いががんばってほしい。4月1日はようやく埼スタに行けるかな?

(M.H.)