受賞作が発表されました。
『素晴らしきソリボ』(パトリック・シャモワゾー作、関口涼子・パトリック・オノレ訳、河出書房新社)と、『ムシェ 小さな英雄の物語』(キルメン・ウリベ作、金子奈美訳、白水社)です。
( 第二回日本翻訳大賞受賞作決定besttranslationaward.wordpress.com )
昨年の『エウロペアナ』の訳者、篠原琢さん(東京外大教授)、阿部賢一さん(東京外大卒)に続き、東京外大の博士課程在籍(?)の金子奈美さんが受賞されたことは、外大OBとしてうれしいかぎりです。バスク語からの翻訳というのも、希少言語を学んでいる人とって励みになるでしょうね。そして、金子さんのお話を聞いてみたいと思います。
授賞式&トークイベントが、4月24日(日)14時半から、日比谷図書文化館コンベンションホールで開かれるそうです。去年の第一回の授賞式は、会場との一体感のある、とてもアットホームな、そして、翻訳マインドを刺激されるいい会でした。
今年も行こうと思います。皆さんも、ぜひ! いや、その前に、読んでおかないと……。
昨年の授賞式の様子。
(M.H.)