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翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

1st ステージ 第9節 HOME vs 名古屋グランパス

浦和レッズ

 ◯4−1 (25' 柏木、56' 李、62' 興梠、65' 武藤、4月29日(祝)14:00〜 @埼スタ)

 ボール回しで圧倒、10番柏木の先制まさかの右足ゴールに続き、またもKLMそろい踏みで首位キープ!

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 ACLがらみで金曜日の祝日開催。仕事から帰ってビデオ観戦。ああ、またシーチケがむだに……。

 パスワーク、切り替えの早さ、体を張った守備で名古屋を圧倒。ピッチ全体で鳥かごをやっているような時間帯もあり、ミシャサッカーは彼の就任以来最高の状態にあると思う。11人全員が、パスを出したあとに誰一人として動きを止めない。西川までもがそうだ。出したとたんに動き出して次のポジションへ。奪われた瞬間に守備を始める。

 また、ショートパスだけでなく、遠藤の裏への縦パスで攻め手が明らかに増えた。もともと、大きなサイドチェンジのパスはできていたのだが、その上に、いわばタッチダウンパスがオプションに加わった感じだ。いや、ここまで完成度が上がるとは、じつは信じていなかった。ごめんなさい。もちろん相手ありきなのだが、ミシャの頑固さが補強の成功とあいまって、チームをひとつ上の段階に引き上げたと実感する試合だった。

 

 この試合では李忠成がその象徴。去年までは、ポストできない、走れない、なぜミシャは使い続けるんだと思っていたが、今シーズンの李はいい。川崎戦のヒールでの落とし。あれは去年までもやっていたが、タイミングが悪くて、打てるのにヒール、相手が感じていないのにヒール、そんなプレーばかりだった。今年は武藤や興梠ともタイミングが合っている。

 また、去年まではパスを出すと止まっていたし、守備はアリバイだった。今年はしっかりかみあったプレーをしている。「コンディション」がいいとか、「フォーム」が上がった、とかいうが、いったいなぜだ、と思うほど好調だ。これも使い続けたミシャのおかげでもある。ま、サポは待ってる間がつらいけどね。

 

 この日は梅崎も、バーを叩くシュートに柏木へのアシストあり。柏木はテクニカルな右足シュートを見せた。エース興梠の1ゴール、1アシストも見事。武藤のダメ押しの4点目と言うことなし。

 さらに、代わって入った駒井、左へ回った関根もよかった。リードが広がり、柏木に代わって入った初出場の(ヤマがスカウトした)伊藤涼太郎も20分ほどプレーができたのが収穫。駒井も伊藤も独特のボールタッチが見ていて楽しい。左へ回った関根が、ワンツーから縦へぬけて左足でマイナスクロスを送り、李の決勝点をアシストしたプレーも素晴らしい。

 各所に選手の個人技とチームの連携を楽しめるいい試合だった。

 

 シモビッチのミドルも見られたしね。昔、同じ角度、やや後方から久保に決められたスーパー(ひょっとこ)ミドルを思い出した。

 ああ、スタジアムで見たかった……。観客は4万2千人。

(M.H.)