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翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

予定を立てた。

翻訳の周辺

 次の仕事の予定を立てようと、まず訳す原書の総ページ数を調べました。320ページ。なんだかんだで、ひと月50ページがいつものペースです。遅いって言わないでください。塾の仕事もあるし、重なってる仕事もあるし。丁寧なんですよ。と、言いたいところですが、まあ、単純に仕事が遅いんです……。

 それはさておき、320ページをひと月50ページだと、半年以上かかります。それじゃあ締め切りに間に合わない。ひと月60ページで予定を立てるかな。

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 そうだ、320ページあるのはイギリス版だ。アメリカ版を調べてみよう。230ページしかない! やった!(って、なにが?) ひと月50ページだと、4か月半で終わるじゃないか。(それでいいのか?) 中身は同じはずだからな。アメリカ綴りに直してあるだけだ。よし、こっちで行こう、っと。

 いや、半分冗談ですが、半分本気です。不思議なもので、たとえば、一日5ページと決めてかかると、5ページ終わるまでは頑張るから、たぶん、アメリカ版をもとにしたほうがはかどるはすです。いつも、月ごとのページ予定を立てるのですが、じつは、1ページあたりのワード数は数えていないわけで、まあ、いい加減なものです。でもね、ワード数が少ないから早く進むかと言えばそうとも限らないわけで、ページ数で予定を立てるのは、そもそも根拠はあまりないのだ。(と、居直る。) でも、目安は立てなきゃならない……。

 

 上の写真、右がイギリス版、左がアメリカ版。いずれ紹介できると思います。イギリス版の挿絵がいいんですよねえ。もうすぐ出るペーパーバックの表紙がまた抜群。新進気鋭のアジアのイラストレーターです。

 冒頭を訳しはじめましたが、やっぱりおもしろい。久しぶりにロシア語の辞書も引きました。若い時に見た、零下30度のシベリアの冬の森を思い出しています。さぶっ!
(M.H.)