昨日は、わたしの訳書『エアボーン』を題材に卒業論文を書き、今は岡山大学に短期留学中のクリス・クレイゴくんと会ってきました。
皇居周辺を歩きながら、結局ほとんどずっと翻訳の話をしていました。なんと楽しいひと時だったことか!
8月にアメリカに帰り、できれば来年から日本の大学院に留学したいと考えているクリスくん。翻訳の面白さ、不思議さを、それは熱心に語ってくれました。ノースカロライナの人口464人(! Wiki調べ)の町、ベーカーズヴィルで生まれ育った彼は、読書と日本語と家族を愛する好青年。翻訳を介してこんな素敵な繋がりができるなんで、翻訳サイコー、と叫びたい。
再会を約束して別れました。さあ、十年後、彼はどんな日本の作品を翻訳しているんでしょうか。楽しみでなりません。
(M.H.)