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翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

首位決戦、残念。

【2nd ステージ 第9節 HOME vs 川崎フロンターレ】

 1−2 (28' 李、8月20日(土)19:00〜 @埼スタ)

 ミシャと風間、数年かけてパスサッカーを構築してきて、それが実を結びはじめたチーム同士の戦いで、中盤のせめぎ合いがおもしろい試合だったが、浦和はフィニッシュの精度に欠けて敗戦。年間勝ち点差が2から5へ広がる。

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 雨が予想されたが、うまい具合に試合時間にかからず。しかし、湿度はほぼ100パーセント。五輪帰りの興梠と遠藤をペンチスタートにし、前節から、関根(故障?)に変えて駒井をおいた布陣。

    大事な試合だったが、雨の予報だったので、コレオもデカ旗もなし。アップの時に段幕が出た。「年間勝点1位は、覚悟と情熱で掴みとろう!」  

  入りはシンプルにウォリアーで。うちはキックオフから猛然とラッシュをかけ、先制点を奪いにいった。前半は運動量も多く、中盤でのボールの奪い合い。人もボールも動くわりにはシュート数の少ない試合だった(前後半合わせて浦和11、川崎6)。川崎は最初5バックで守り、同点になってからいつもの4バック、ただ、臨機応変に守られた。川崎の先制点、中村憲剛の狙い澄ましたシュートはお見事。

 李の同点弾もよかった。だれがよかったといって、森脇。得点シーンでは自ら中央に入れたパスのこぼれを、猛然とうしろから駆けこんで胸でトラップしながらペナに侵入、絶妙のパスをキーパーとDFの間に通した。その後も絶好調で、憲剛にもよくチャージしていたが、やられた時はうちの左サイドに侵入されていた。でも、森脇、今年は一皮むけた感じがする。

    あ、駒井もよかった。李も好調を維持。明るい材料もある。

 後半は、さすがに両チームとも運動量が落ち、奪いに行くというより、やや引いて陣形を整え、ボールをからめとる形になった。興梠は高木にかえて入れたが、むしろ、武藤のほうが疲労の色が濃かったと思う。高木の動きはよかったのだが……。

 

 川崎で目立った選手は、まず、大島。後方にかまえ、常に顔を上げてパスをさばく。トラップがうまいので、ボールを奪いに行けない。時間がふっと止まる気さえする。おかげで憲剛が自由に動ける。

    決勝点は、その大島がつっかけ、タックルにいった阿部がとりきれなかったところから。その後の川崎の周りの選手の動きが、敵ながらあっぱれ。大島を含め、5人が一斉にゴールに向かって走り出した。集まるうちのDF陣を尻目に、大島は右でフリーになったエウシーニョにパス、エウシーニョの斜めのパスにスルリと脱けだした森谷に決められた。よく憶えていないが、どうも、うちは今まで森谷に何度もやられているらしい。

 エドゥアルド・ネットもよかった。ほとんどこいつにクリアされるし、奪ったボールもうまく味方にパス、あるいはドリブルでもちあがる。今年の川崎の失点が減った要因は彼の加入が大きいだろう。

 そして、エウシーニョ。従来から、試合後半に、なんでお前がゴール前にいるんだ、という感じでゴールを決める選手だが、この日も、決勝点をおぜん立てした絶妙のアシストが光った。

 大久保、小林は抑えたが、それ以外の選手の良さが出ていて、川崎強しの感がある。

 

 うちも後半はいいシーンを作ったが、中央を固められ、守りきられた。CKが8本もあったが、ゴール前の高さで跳ね返された。なんとかならないものか。

 終了後は拍手と浦和レッズコール。果敢に攻めたし、気迫は伝わってきた。まだ、試合数はある。まずは次節とルヴァンカップホームアンドアウェイで、神戸との同一チーム3連戦。ルヴァンカップは代表組がぬけるが、むしろ楽しみだ。

 

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 かき氷に缶詰のみかんと汁をのせただけだが、美味しゅうございました。

(M.H.)