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翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

世界の子どもの本の翻訳家たち

 先日ニュージーランドでひらかれた、2年に1度のIBBY(国際児童図書評議会)の総会で受賞式があった、世界57か国から推薦された図書、オナーリストの一覧が YouTube で公開されましたので、リンクを張っておきます。

www.youtube.com

 文学作品、イラストレーション作品、翻訳作品の3部門があります。この動画でも、この順番で、さらに国別アルファベット順に紹介されています。オナーに推薦いただいた、拙訳『ハーレムの闘う本屋』は10分すぎに紹介されています。"Haaremu no tatakau honya" となっているのが、なんだかおかしい。

  これを見ながら思ったのは、世界中に子どもの本を翻訳している同志がいるんだなあ、ということ。連帯感を感じます。日本はかなり積極的に翻訳しているほうではないかと想像しますが、でも、様々な国で、よし、この本を自分の国の子どもたちに読んでもらおう、と頑張っている人たちがいると思うと心強い限りです。

 翻訳部門のオナーを見ていくと、表紙の絵から、ああ、あの本だ、とわかるものもありますよ。『ワンダー』とか、『大どろぼうホッツェンブロッツ』とか……。バックグラウンドに流れているのは、たぶん、ニュージーランドのマオリ族の音楽だと思います。ニュージーランドらしい。

 

 ちなみに、文学作品部門のオナーは、『あたらしい子がきて』(岩瀬成子作、岩崎書店)

あたらしい子がきて (おはなしガーデン)

 

 イラストレーション作品部門のオナーは、『希望の牧場』(吉田尚令絵、森絵都文、岩崎書店)です。

希望の牧場 (いのちのえほん23)

 

 翻訳部門が、『ハーレムの闘う本屋』(原田勝訳、ヴォーンダ・ミショー・ネルソン作、あすなろ書房)。どうぞよろしく。

ハーレムの闘う本屋

(M.H.)