昨日は、銀座の子どもの本の専門店、教文館ナルニア国で、拙訳『ハーレムの闘う本屋』の朗読会をひらきました。たくさんの方が参加していただいて、とても楽しく朗読ができました。初めての方、久しぶりに会う方、三度目の朗読会に三度とも来てくれた方、お会いしたかった方もいて、うれしかった。スタッフの皆さんもありがとうございました。
翻訳者の仕事は、原稿をわたしたところでふつうは終わるのですが、こうして、本が出版されたあとも、書店や読者の皆さんと関わりをもつことができるのは、とても幸せなことだと思っています。
昨日の記事にも書きましたが、翻訳書の読者を増やすためには、いろいろな機会をとらえて活動していきたいと思いますので、わたしに協力できるようなことがありましたら、どうぞ遠慮なくお声をかけてください。よろしくお願いします。
それにしても、この『ハーレムの闘う本屋』、いい本だなあと改めて思いました。幸運な出会いだと思います。まだ読んでいらっしゃらない方は、ぜひ。
以下、以前書いた宣伝文です。
会場となったナルニアホールでは、モリナガ・ヨウさん『築地市場』の原画展を開催中でしたので、築地の風景に囲まれて、ニューヨークはハーレムの本屋の話を語りました。原画展、まだ、やってます。書き込みが細かいですが、どこかユーモアを感じる絵でした。おすすめ。とくに魚と乗り物がいいなあ。
(M.H.)