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翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

丹地陽子さん個展

    水曜日、西荻窪のギャラリー・書店「ウレシカ」さんで開催中の、丹地陽子さんの個展に行ってきました。『ペーパーボーイ』の装画を担当してくださった丹地さんの、「読書の愉しみ」をテーマにした個展です。

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  この柱のうしろの階段を上ると展示スペース。ちょうど、ファンとおぼしき女子高生2人が静かに見ていました。本を読んでいる少年や少女や、女性や男性、猫の絵が中心でした。丹地さんは、本の装画の時はデジタルだと思うので、シャープさや透過感(?)を感じるものが多いのですが(いや、アーモンド作品の表紙などはまたちょっと違うんだけど……)、肉筆のものはちょっと柔らかく感じて、ますますファンになりました。

 

 丹地さんの表紙絵が使われた本も棚一面に展示されていました。

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『ペーパーボーイ』も、ほら。

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    それにしても、絵のタッチのバリエーションの多さには感嘆します。言われなければ同じ作家さんの絵とは思えません。共通しているのは余白や色使いのバランスでしょうか。絶妙ですね。『ペーパーボーイ』の場合は、作品に描かれている人物や空気感、そして時代感が表現されていて、とてもうれしい。

     どうしても肉筆画が欲しくなって、ハガキ大の絵を買ってしまいました。届くのが楽しみ。個展は来週月曜日、12月5日まで開催されています。ぜひ!

 

 

    帰りぎわ、若い女性がお店の方と、「自分も絵を描いていて……」と、個展を開くには……、という相談をしていました。心の中で、がんばれ、未来の丹地さん、とひそかにエールを送りました。

    ウレシカ(URESICA)さんは、西荻の駅から歩いて10分くらいでしょうか。また、行きたい。【 URESICA(ウレシカ)本と雑貨とギャラリー[西荻窪] 】

 西荻の街も初めて歩きましたが、昔ながらの肉屋や八百屋に、レトロモダンな美容室、カップケーキの店、ギャラリーなどが混在する楽しいところでした。

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(M.H.)