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翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

「はじめての海外文学スペシャル」

翻訳の周辺

 12月11日(日)、青山にある東京ウィメンズプラザで開かれた「はじめての海外文学スペシャル」に行ってきました。越前敏弥さん主催の翻訳百景ミニイベント第21回として行われたものです。

 いやー、楽しかった!!

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 去年始まった、書店横断型のフェア「はじめての海外文学」の第2回が行われ、そのフェアの選書を担当した翻訳者52名のうち19名がこの日登壇して推薦書や自分の訳書を紹介するという、ただそれだけの、と言ったらなんですが、ある意味ド直球のイベントに、百数十人の方が申し込み、あっという間に満席になったことが、まず興奮させられる事実だと思うのです。

 友人の紹介で選者になり、ついでに登壇してしゃべることを安請け合いしたものの、当日はそうそうたる翻訳者の顔ぶれに恐れをなし、プレゼン時間は3分以内目標、4分超えたら謝礼の図書カードは没収だと脅され、その上、2分、3分、3分半と、司会の越前さんが鳴らす娘さんが運動会で使ったという鳴子の音にますます緊張が増し、しどろもどろで『エベレスト・ファイル シェルパたちの山』について話したのでした。

 でも楽しかった。みなさんの熱い推薦トークが面白かったし、打ち上げでは、お名前しか知らなかった翻訳者の方々と言葉を交わせました。越前さんはもとより、ドイツ文学の酒寄進一さん、奥様の遠山明子さん、台湾文学の天野健太郎さん、日本翻訳大賞発起人の西崎憲さん、外語仲間の宇野和美さん、宮崎真紀さん、いつもお世話になっている三辺律子さん、などなど。そして編集者のみなさん、また、この「はじめての海外文学フェア」をしかけた書店員さんたちとも楽しいおしゃべりがたくさんできて、ほんとに幸せでした。

 翻訳はパソコンの画面にむかって一人さびしくコツコツとやる仕事ですが、土曜の舞台「弟の戦争」、日曜のこのイベント、そして昨日は勉強会で、こんなにたくさんの人と交わる機会をくれるのですから、ほんとうにいい仕事だと、改めて思いました。

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 越前さん、みなさん、ありがとうございました。また、来年の企画を楽しみにしています。協力は惜しみません。

(M.H.)