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翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

日本YA作家クラブ

「日本YA作家クラブ」は、ヤングアダルト作品を出している作家と翻訳家のグループです。サイトはこちら。それぞれのYA作品もチェックできますから、どうぞのぞいてみてください。

【 日本YA作家クラブ 】

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 YAバトン、と称して、毎月二人ずつ、会員の作家・翻訳者がアンケートに答えています。二月分が更新されたところですが、わたしと作家の寮美千子さんの分がアップされています。今は4回り目。過去のものも読めますから、ぜひ!

 今回のお題は「締め切り前や忙しい時によく食べているもの」と「中高生の頃の自分を漢字一字で表すと」と「これから作家や翻訳家を目指す人には何が必要か」の三つです。

 

 塾で高校生を教えていると、時おり、自分は高校生のころ、先生たちの目にはどう映っていたんだろう、と考えます。そうとう影の薄い、自己主張のない高校生だったような気もします。運動部ではけっこう厳しいほうだった軟式庭球部でテニスをしていたことと、休み時間や行き帰りの電車の中では本ばかり読んでいたことははっきりおぼえています。授業は好きな現代国語の授業は一生懸命聞いていましたが、あとはあんまり……。

 ずいぶんと時間だけはあったようみ思います。よけいなこと(?)はせず、好きなことだけやっていた高校時代でした。いや、それは大学時代もそうで、社会人になってからも結局そうで、まわりにずいぶん迷惑をかけています。

 

 塾の生徒たちを見ていると、性格も得意分野も成熟度もいろいろで、こんなにいろんな人間がいるのに、どうして日本の進学や就職の制度は年齢輪切りのまま硬直化しているんだろう、と思います。だから、できるだけ、この先の道はひとつじゃないし、今決めなきゃならないことはあっても、将来それは変えてもいいんだ、というメッセージを送りながら接しているつもりです。伝わっているかどうかはわかりませんが。

 

 ああ、でも宿題やってこないと怒りますよ。ただねえ、単語の暗記は苦手な子はほんとに大変そうで、同情します。記憶力のいいやつはずるい。生まれ持ってのものがありますからね。うらやましいかぎりだ。

(M.H.)

 

追記)そういえば、この日本YA作家クラブでは、いつも世話係の梨屋アリエさんにお世話になりっぱなしです。梨屋さん、この前、わたしの勉強会でとりあげたロバート・コーミアのファンなので、会で扱ったコラム2本の翻訳をお送りしたら喜んでもらえました。よかった。やっぱり翻訳したら、読者がいないとね。