翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

いつも手こずる甲府に4点!

 Jリーグ第3節 HOME vs ヴァンフォーレ甲府

 ◯4−1(興梠、武藤、李、ラファ) 3月10日(金)19:30〜 @埼スタ

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(後半は電車の中でDAZNで、前半は帰宅後ビデオで観戦。)

 金曜日の開催とは! おかげでシーチケを使えず。後半は仕事帰りにスマホでライブ観戦。

 甲府は5−3−2の布陣。5バックでサイドに蓋をするだけでなく、サイドバックとトレスボランチの一人でサイドに追い込んでくるような守備もしていた。攻めはウィルソンや堀米、ドゥドゥのカウンター。

 序盤のチャンスで決めきれないと、徐々に甲府のペースに。前半0−0で後半からライブで見始めたが、あまりいい流れではなかった。しかし、前からの守備と、3アシストの関根、得点のKLM + ラファのスキルで4得点。

 

 この試合でも、今年は攻め手が増えていることを確認できた。1点目は、森脇から相手5バックの間の狭いスペースに速い縦パス。うまく抜けた関根が折り返して興梠。2点目は関根の左足から、高さ、コースともドンピシャのアーリークロスを武藤がヘッド。3点目は前からの守備。李がブロックし、こぼれを関根が巧みな反転から裏へぬけてシュート、キーパーがさわるも、こぼれを李。4点目は駒井の前からの守備で奪ったボールをすばやくドリブルからのスルーパス。ラファが抜け出してループで決めた。

 

 去年から意識していた前からの守備が、今年は、とりきってシュートまで行けるという確信のもとにプレーしている。ボールを狙って足元へ行くだけでなく、体を寄せて、どこかに当てて前へ運ぶ意識が強いのがいい。また、速い縦パスや裏への浮き球など、カウンターの危険性が少ないプレーは、失敗してもやり続けている。

 この日も速攻から失点したのが反省点だが、そうすべてがうまくはいかない。とりあえず、リーグ戦は2勝1敗で、全勝の神戸、2勝1分のガンバ、川崎に次いで4位につける。来週水曜はアウェイでの上海上港との大一番。得点がとれているので好材料だし、とにかく見ていて楽しい。上海にはフッキがいるらしいが、果たして、この攻撃力が通じるか? 守備は?

(M.H.)