翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

7発、どれもみごとなゴール!

 Jリーグ第6節、HOME vs ベガルタ仙台、@埼スタ

 ◯7−0(興梠3、武藤、李、柏木、OG) 4月7日(金)19:30〜

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 チーム最多タイの7ゴールで快勝。こういう時に限って平日開催で行けなかった……。テレ玉を録画で視聴。

 仙台は4−4−2のイメージだったが、今年は3バックでやってるらしい。さらにこの日は、守備時は5−3−2。前に奥野と梁勇基の2枚をおいて、うちの後方ビルドアップを3枚にさせる狙いだったようだが、相手の中盤3枚の横に槙野と森脇が進出、うしろは遠藤、阿部、時に柏木が落ちる球回し。中盤はだれもいなくなるが、そこに興梠や武藤がおりてくる。

 どれも秀逸なゴールだったが、2点目は特に印象に残る。右の関根が裏へ抜けようとするが、5枚なので前をふさがれ、中に折り返す。高い位置をとっている森脇が受け、すかさずDFのあいだをぬいて縦パス(これがあるから、ミシャは森脇を使い続けるんだ)。関根がオフサイドラインを見ながら中に走り、キュッと縦へ出てトラップ。かなり早いパスだったのだが、ピタリとトラップして、間髪いれずキーパーの鼻先を通すと、ファーで興梠が無人のゴールへシュート。

 関根は、一点目の時は縦に行くと見せかけて切り返し、左足で精度の高いセンタリングを上げ、興梠のヘディングゴールのアシストをしている。

 

 また、チームとしては、自陣でサイドに追い込まれた時、ワンツーやフェイント、ドリブルでプレッシャーをかわし、つないで前にスピードアップするコンビネーションが非常によかった。仙台は奥野のスピードは脅威だったが、攻撃の起点ができず、梁勇基や富田にボールをもたせず、ワンサイドになった。

 

 火曜日のACLはようやく行ける。アウェイでは、フッキ、オスカル、エウケソンの前三人でやられた上海上港を埼スタに迎え撃つ。ちょっと怖いが、怖いものみたさ、かな。

(M.H.)