翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

『わたしがいどんだ戦い 1939年』

 面白そうだと思って原書をとりよせたのに、読み切れないでいるうちに訳書が出てしまったシリーズ、第?弾!

f:id:haradamasaru:20171003155306j:plain

 

 最近、このパターン多いですね。原書をとりよせたのに、読んでおもしろいと思ったら訳書が出ちゃうやつ。あるいは、この作品のように、読み終えないうちに訳書が出ちゃうパターン。

 

 大作さん、訳本出版おめでとうございます!

 

わたしがいどんだ戦い 1939年

わたしがいどんだ戦い 1939年

わたしがいどんだ戦い 1939年

  • 作者: キンバリー・ブルベイカーブラッドリー,Kimberly Brubaker Bradley,大作道子
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 2017/08/10
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

 

 ごめんなさい、最後まで読んでないので、あれこれ言えませんが、2016年ニューベリー賞のオナーに選ばれています。「わたしの命を救った戦争」という原題が意味深長ですね。原書は2015年の1月に買ってるのに、途中で止まってた……。

 しかし、最近、積ん読本がどんどん増えていきます。読むのがますます遅くなっているような気がします。ああ、今も気になっているのに途中で読むのが止まってる本や、読み始めてない本がたくさん……。レジュメも書かなきゃいけないのに、ごめんなさい、〇〇さん……。

 とはいえ、目の前の翻訳中の仕事に割く時間はなかなか削れずに、未読の本や未完のレジュメが増えていきます。この仕事、十年もやればスピードは上がると思っていたのに、いっこうに上がりません。

 うーん、分身が欲しい。聞き分けのいい分身ね。無理だろうな、聞き分けがいいと、分身じゃないもんな。

 

(M.H.)