今日は、一年ちょっとぶりに、アメリカの若い友人と会ってきました。日本語を勉強し、アメリカの大学を卒業して、今は浦和で暮らし、埼玉県庁で仕事をしています。
彼と知り合ったのは、彼がわたしの翻訳した『エアボーン』(ケネス・オッペル作、小学館)の訳文をテーマに大学の卒業論文を書いたことが縁でした。"Airborn" は、彼の子どものころの愛読書だったそうです。
昼前から川越の街を歩きながら観光+おしゃべり。日本の文物にはなんでも興味を示してくれるので、案内のしがいがあります。うなぎも食べたし、蔵造りの建物も見たし、ああ、そうだ、紙芝居も見た。紙芝居、アメリカにはないらしい。そう言われてみると、あれは日本独特なんでしょうかね?
とても楽しい三時間あまりの散策でした。5年、県庁で働く予定だそうです。クリスくん、また会いましょう。
おみやげをもらいました。ノースカロライナのお菓子です。ありがとう!
過去記事にリンクを貼っておきますね。彼の論文はとても興味深いものです。翻訳についての面白い考察です。いずれは、日本文学を英訳する翻訳家になる夢をもっているクリスくんですが、きっとかなうと思います。
(M.H.)