読者推薦13作品と、審査員選考5作品が発表されました。今年も楽しみです。運営されている皆さん、審査員の先生がた、ありがとうございます。
くわしくはこちらを。
【 第四回日本翻訳大賞 二次選考対象作品一覧 | 日本翻訳大賞公式HP 】
18作品の中で、わたしの知っているかぎり、原作はヤングアダルトとして出版されているものが3作あります。いい傾向です。
『噓の木』フランシス・ハーディング、児玉敦子訳、東京創元社
『サイモンvs人類平等化計画』ベッキー・アルバータリ、三辺律子訳、岩波書店
『肺都』エドワード・ケアリー、古屋美登里訳、東京創元社
しかし、毎回思い知らされるのは読書量の少なさ。今年はなんと、一冊も読んでない……(泣)。手元にあるのは『サイモンvs人類平等化計画』だけ。読まなきゃ。
あとの2冊は日本ではヤングアダルトとして出版されていないのが、なんだか複雑な気分です。まあ、よくあることなのですが、この相互乗り入れがもう少しなだらかになるといいのに。棚の場所がはっきりわかれてしまうのも痛しかゆし。
どれが選ばれてもうれしい。今年も授賞式、行けるといいんだけど……。
(M.H.)