翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

久々の「ウイダイ」

 昨日の仙台戦。興梠のゴールで1−0の辛勝。大槻監督になっての二試合目だったが、ルヴァンでのドローを受けて、ホームでやっとリーグ戦初勝利。やれやれ。

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 試合終了後、久々の "We Are Diamonds" 。どうやら、リーグ戦でのホーム勝利は昨年8月以来だったらしい。ACLでの優勝もあり、そんな感じはなかったのだが。

  しかし、内容はお粗末だった。興梠のゴール(仙台戦はめっぽう強く、鹿島時代も合わせると、通算16、いや17ゴールかな?)の後10分、15分は良かったが、あそこで追加点をとれなかったのが痛い。

 その後は、ほぼ一方的にボールを支配され、3-5-2が、5-4-1となり、運もあって守りたおした試合だった。個々の気迫は認めるが、チームとしては……。ルヴァンの広島との引き分けも、福島が当たりまくりだったことを割り引くと負け試合に等しい。水曜の神戸戦は、さて、メンバーをどうするか? 順番で行くとルヴァンのメンバーが主力になるのだが、今度は降格圏から脱出するのに非常に重要なリーグ戦だ。負ければリーグ戦敗退で一件落着のカップ戦とは重みが異なる。

 サイドバックがいない。宇賀神に続いて、昨日はまた、森脇が負傷交代。昨日の先発は左・菊池、右・平川。ヒラは90分よくやったと思うが、さすがにかつてのスピードはない。4バックにもどしたとして、左から槙野、岩波、マウリ、遠藤か? それとも、サイドは橋岡、萩原? 岩波は古巣相手でがんばるとは思うが……。うーむ。

 

 

 今日、フロントの変更が発表された。修三さんがGMということだが、果たして……。

 昨日のゴール裏、試合終了後、ウイダイのあとの断幕にはこうあった。

「信念と明確なビジョンが浦和を強くする。3年後、5年後、10年後のビジョンがないクラブでも誇りをもった選手とサポーターは闘い続ける。クラブの体質、フロントが本気で変わらない限り浦和レッズに未来はない」

 

 まさに、その通り! 「ビジョンがないクラブでも……」というくだりは、これまでの25年間のクラブ運営への批判であり、でも、サポーターは移籍できない、というメーッセージでもある。

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 現在リーグ戦は15位。降格圏だ。ああ、やめてくれ。夏すぎの、あの胃が痛むような試合の連続はいやだ。

 

(M.H.)