翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

大槻監督、無敗でミッション完了。

 いや、熱い監督でした。

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 熱いだけでなく、育成や分析の経験もあり、それを選手への指示に落とし込むのがとても上手な人だと感じた。フォーメーションも少しずつ変えながら、選手は毎回のように替えて過密日程をのりきり、4勝2分の無敗。すばらしい。オールバックに背広の「アウトレージ」コスプレ(?)も、そのインパクトを意識してのものらしい。モチベートにもぬかりがない。

 サッカーをずっと見ていておもしろいのはこういうところ。試合周辺のさまざまなことが、人間模様をからめてピッチに現われる。昨日は大槻さんが表紙のMDPは試合開始前に売り切れ。ゲットし損ねた。増刷するらしいから、手に入れたい。

 

 さて、鹿島をかつて率いて常勝軍団にした、「オズの魔法使い」こと、オズワルド・オリヴェイラ監督に水曜日の柏戦からバトンタッチする。鹿島色がついているのが気に入らないが、まずはお手並み拝見。鹿島というと、4-4-2のイメージだが、果たして。

 萩原、橋岡のユース上がりの二人が活躍しているので、彼らを伸ばしてほしい。その点、鹿島は元来若手の自前育成が巧みなチームなので、その感触が残っているといいのだが……。

 

 とりあえず、見守りましょう。

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 KO前には、大槻さんに敬意を表してか、今まではここぞというところで出してきた、ハートの12のデカ旗がゴール裏に広がる。ぐっとくるね。あ、いつかまた、大槻さん、監督としてもどってきてほしい。お願いします。

 

(M.H.)