翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

快勝!

 昨日はホーム鹿島戦。3-1の快勝。これで鹿島に勝ち点差1で5位に浮上。ACLが見えてきた。北ゴール裏のコレオはフラッグが交差する図柄で、ポールのしなる縦長の旗が林立。今までになかったパターン。

 目の保養です。準備してくださったみなさん、ありがとう!

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 これが旗が立つ前。

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 久しぶりの鹿島戦勝利。途中から雨がふりだし、合羽をもっていくのを忘れたので濡れてしまったが、そんなことはどうでもよかった。試合前のヴィジュアルから気分は高揚、前半は、スピーディーなパス回しで鹿島を押し込み、前からの守備、そしてシュート、と、何度も得点を予感させた。先制され、後半、保持率は落ちたものの、岩波のヘッド、武藤のスーパーミドル、そして、ロスタイムのドリブルシュート……いやあ、鹿島に勝つとほんと気持ちいい。

 

 

 それにしても、オリヴェイラの手腕は確かだ。ミシャのサッカーが機能していた時期も見ていておもしろかったが、あくまでフォーメーションありきだった。オリヴェイラは鹿島時代の4-4-2ではなく、浦和の選手特性(ミシャの負の遺産でもあるが)に合わせて3-5-2を踏襲した上で、最初は守備意識を改善し、ここのところはパス回しが素人目にも大幅に改善されている。フォーメーションというより、選手間の距離感や角度の作り方が整備された印象。このあたりは専門家に解説してもらいたいところ。

 そして、後半、押し込まれはしたものの、個人技による得点で突き放した。選手が個性を出せるのもオリヴェイラになってからのいいところ。それにしても武藤のキレはどうだ。前半から縦横無尽に攻守に駆け回っていた上で、後半のあの時間帯でのシュート・ドリブルのキレはすばらしい。メッシ並み、は言い過ぎだが、たぶん、今まで見た中で一番キレのある武藤が90分+ロスタイムまで続いたのは驚き。

 橋岡を代表で欠くも、森脇ががんばり、長澤・青木の中盤も見ていて頼もしかった。陽介のコーナーキックのカーブは相変わらず美しい。選手交代もオリヴェイラになってからの楽しみのひとつ。森脇に代えての柴戸はポジション的にどうかと思ったが、サイドでもがんばっていた。茂木もサブ入りしているし、選手のモチベーションも高そうだ。

 

 ACL出場が見えてきた。

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 武藤くん、ありがとう。1日おくれだけど、今夜は寿司です。がってんじゃないけどね。

 

(M.H.)