久しぶりの絵本が出ます。カナダの兄弟画家、テリー・ファン、エリック・ファンが初めて文章も書いた絵本、『夜のあいだに』(原題 "The Night Gardener")です。
うらさびれた灰色の街グリムロックの木が、突然、一本、また一本と、夜のあいだに刈り込まれ、トピアリーができていきます。フクロウ、ネコ、ウサギ……。朝になると、そのトピアリーをながめる住人たち。しだいに街は活気をとりもどしていきます。
「子どもの家」で暮らす男の子ウィリアムは、ある晩、一人のおじいさんの姿に目をとめ、「もしかしたら、あの人が……」と思い、あとをつけていくと……。
どこか懐かしい感じのする絵本で、色調もレトロな感じ。ゴブリン書房から、5月末ごろ発売予定。どうぞよろしく。
こちらもごらんください。【→ ゴブリン書房 】
この本はもちこみなのですが、ゴブリン書房の津田さんに初めてお会いしたのが、昨年のGW、上野公園での子どもの本の販売テントでした。
今年も、5月3日、4日に上野の森ブックフェスタがひらかれます。JBBYのブースでは、翻訳者のサイン会もやりますのでぜひ。わたしは4日の午前・午後、JBBYのテントにいる予定です。くわしくは、別途お知らせします。
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(M.H.)