翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

丹地陽子さん個展(@西荻窪URESICA)

 拙訳『ペーパーボーイ』のカバーや、読売新聞コラムの挿絵を描いていただいた丹地陽子さんの個展に行ってきました。今回のテーマは「めがね」。メガネ男子・女子&猫がたくさん見られました。肉筆の線がほんとうにきれい。この柱の絵でもそれがわかります。個展は5月6日までです。ぜひ!

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   とくに気に入ったのは、トレーナーを着た男の子が飛ぶように走っている絵。(たしかフード付の)トレーナーの線がとてもきれいで、輪郭線としわだけで、コットンの質感が出るという、丹地さんならではの凄技がよくわかる絵でした。丹地さん、服のしわやひだを描くのがお好きで、お上手で、いつもほれぼれします。

 買いたかったけど、今回は絵葉書でがまん。ね、服のしわ、というか、よれ、というか、いいでしょ。

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 一階には『ペーパーボーイ』も面だしでおいてくださっていました。あ、そうだ、続編の『コピーボーイ』(仮題)の翻訳も夏前からはかかれると思いますので、こちらもカバーを描いてほしいなあ。

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 その後、おむかいのお店で牛すじ煮込みシチューのおいしいランチを食べたのち、善福寺公園まで善福寺川沿いを散歩。天気もよくて、気持ちのいい散歩になりました。

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 明日は埼スタだ!

 

(M.H.)