新しい海外文学を紹介するリーフレット、『BOOKMARK』のVol.1からVol.12を一冊にまとめた本ができました。わたしの訳書も紹介させていただいた関係で、昨日、見本が届きました。全204冊、262ページ! すごくないですか?
今まで、特集ジャンルを決め、たくさんの本を読んでセレクトし、翻訳者から紹介文を集め、イラストを描き、編集してくださった、金原瑞人先生、三辺律子さん、オザワミカさん、本当にありがとうございます。
(『BOOKMARK 翻訳者による海外文学ブックガイド』金原瑞人・三辺律子編、CCCメディアハウス、1500円+税)
光栄にも、わたしの訳書は第1号で『ハーレムの闘う本屋』を紹介させていただき、その後、『古王国記』、『弟の戦争』、『二つの旅の終わりに』と都合4冊載せていただきました。
第1号で金原先生は、「2号は出るのか? たぶん出ると思います」と書いていますが、書籍化分のあとも、13号、14号まですで出ています。これからもずっと続いてほしい。
刊行記念フェアがあるそうです。10月3日(木)〜11月4日(月)、丸善丸の内本店内。書籍すべてを並べる予定、だそうです。
トーク+サイン会もあります。10月31日(木)19時〜、丸善丸の内本店 日経セミナールーム。金原先生、三辺さん、オザワさんの鼎談。うーん、木曜日は塾の授業だ……。残念。
翻訳者は訳すのがもちろん仕事だけど、いろいろ盛り上げるのも仕事だぞ、と『BOOKMARK』関連のニュースを目にするたびに思います。翻訳書が売れない、と嘆いているだけではいけません。
みなさんも、このガイドを手に、翻訳書を読もう!
(M.H.)