翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

『弟の戦争』21刷

 今日、『弟の戦争』(ロバート・ウェストール作、徳間書店)の21刷見本が届きました。

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 ありがたいです。初版が1995年、累計4万5千部! 25年近く売れ続けていることがありがたいです。舞台化も4回、かな。

   徳間書店の編集部の机におかれていた原書 "GULF" のタイトルが、ぱっと目にとびこんできた時のことを鮮明におぼえています。リーディングの報告に行った時のこと。読ませて、読ませて、といって強奪するようにもってかえってきましたっけ。

 そして、一気読み後の感動というか、脱力感も覚えています。たぶん、原田史上最速でレジュメを書いた気がする。

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 サラリーマン時代のイラク体験があったことが、想像力をかきたてる上でとても大きかったのですが、なんと、イラク滞在当時、現地でお会いしたきりだった方と、来週、再会の予定なのです。イラン・イラク戦争でペルシヤ湾にとじこめられていた商船のメンテナンスに来ていた方でした。35年ぶり、いや、もっと前だと思います。

 

 ブログ、フェイスブック、やっててよかった。

 

(M.H.)