2月23日(日)午後1時半〜3時半の予定で、藤沢市総合市民図書館で講演会をやります。お近くの方、ご興味のある方はどうぞお越しください。(追記:お申し込みは1月29日(水)からです。)
場所は、小田急江ノ島線の湘南台駅から徒歩十分のところにある、総合市民図書館・点字図書館です。
内容を少し以下に。
主催は藤沢市の図書館と人権男女共同平和課(という部署があるんですね!)で、地域人権啓発講演会としての開催です。わたしの翻訳作品には、戦争や差別をあつかったものが多いので、この二点を縦軸にして拙訳の作品紹介を行ない、それを日本の若い人たちに勧める、あるいは、年齢を問わず読んでいただくきっかけにしてもらえればと思っています。
とりあげる予定の作品は、
《 戦争 》
『銃声のやんだ朝に』(第一次大戦)、『キャパとゲルダ──二人の戦争カメラマン』(スペイン内戦)、『二つの旅の終わりに』(第二次大戦、LGBT)、『ヒトラーと暮らした少年』(第二次大戦、ナチス)、『弟の戦争』(湾岸戦争)
《 差別 》
『フェリックスとゼルダ』(ホロコースト)、『ぼくの心の闇の声』(ホロコースト)、『ハーレムの闘う本屋』(黒人)、『ペーパーボーイ』(吃音、難聴、黒人、経済格差)、『兄さんの名はジェシカ(仮・4月刊行予定)』(LGBT)
どれか一冊でも読んでから来ていただけるとうれしいです。
それにしても、気がつくと、戦争や差別に関する本をこんなに翻訳していたのだとわかり、ちょっとびっくりです。自分も、どうしてこういう本を翻訳しているのかを整理するいい機会にしたいと思います。
今回のお話は、自分が藤沢市にある県立湘南高校の卒業生であり、また、ソフトテニス部のOGの方が図書館にお勤めであったり、わたしの両親が以前、よく湘南台の図書館にお世話になっていたりと、いろいろな関係があっていただいたものです。ありがとうございます。一生懸命しゃべります。
お近くの方、お近くでない方も、どうぞいらっしゃってください。
(M.H.)