翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『兄の名は、ジェシカ』読書感想文課題図書に選定されました。

『兄の名は、ジェシカ』(ジョン・ボイン作、拙訳、あすなろ書房)が、第67回読書感想文の高校の部の課題図書に選定されました。去年の『キャパとゲルダ』に続いて、今年もたくさんの高校生に読んでもらう機会ができてとてもうれしい。

『春のウサギ』本日、4月21日発売!

何度かご紹介してきた新しい訳書『春のウサギ』(ケヴィン・ヘンクス作、大澤聡子共訳、小学館)、本日、4月21日発売です。今回は Kindle 版もありますので、よろしければそちらもどうぞ。

芳野さんのリトグラフ

『春のウサギ』の装画を描いてくださった芳野さんのリトグラフがとどきました! タイトルは「à table!」(ご飯ですよ!)

今年のレッズは……

リカルド・ロドリゲス監督(我が家ではリカちゃんと呼んでいる)を徳島から迎えての序盤、少しずつ戦術が浸透してきて、勝ち点を拾えるようになり、鹿島、清水、徳島と三連勝。磐石の勝ち方ではないけれど、毎回見るのが楽しい試合が続いています。移籍組(…

翻訳勉強会、リモートもいいぞ。

コロナの流行に伴い、主宰している勉強会二つは、どちらも昨年からリモートになりました。そうすると、ただでさえ発言がしづらくなる上に、会が始まる前の、三々五々、集まってきたメンバーで交わしていた雑談や、終わったあとのお茶や飲み会がしづらくなり…

山の上にはまだ桜

うちから1時間の白石峠まで、車検も終わって購入9年目に入るW400を走らせました。平地の桜は散りましたが、比企の山々は新緑と桜のパッチワークがみごとです。 ときがわから白石峠へ登る途中で。ほんとうは、あたりの山の斜面を撮りたかったのですが、道狭…

読書感想画

第32回読書感想画中央コンクールの受賞作を使ったカレンダーが送られてきました。課題図書だった拙訳『月でたんじょうパーティーをひらいたら』を読んで描いてくれたのは、横浜の小学6年生、佐々木菜結さん。 受賞作だけあって、すばらしい。小学校6年生で…

芳野さんの版画展@ウレシカ

今日は塾の仕事帰りに、西荻窪のウレシカへ芳野さんの版画展「窓辺で夢を見る」を観にいってきました。芳野さんもいらっしゃって、『春のウサギ』の装画の話やリトグラフのこと、装幀のことなど、いろいろおしゃべりしてきました。 芳野さん、楽しい時間をあ…

『星の使者』11刷!

ピーター・シスが繊細な絵でガリレオ・ガリレイの生涯を描いた絵本、『星の使者』の11刷見本が来ました。もう20年以上売れ続けていて、とてもうれしい。 翻訳する時は、一生懸命文字を追っていたのですが、今見ても、絵のあちこちにいろんな発見があっておも…

『春のウサギ』、こんなカバーです!

先日紹介した新刊『春のウサギ』のカバーです。いかにも春らしい色使い。ケヴィン・ヘンクスの細やかな描写によく似合っています。見本が来るのが待ち遠しい。 すてきな絵を描いてくださったのはイラストレーターの芳野さん。これはカバーですが、本体表紙も…