今日は連投です。サッカーサイトと間違われるといけないので(笑)。
訳書の21冊め〜25冊めです。
(21)『王国の鍵2、地の底の火曜日』(ガース・ニクス作、主婦の友社、2009年)
"The Keys to the Kingdom: Grim Tuesday", by Garth Nix, 2004
オーストラリア・児童書・ファンタジー
〈オビ語録〉
「『ハウス』からアーサーのもとにかかってきた一本の不吉な電話。地の底からわきあがってくる『無』の不気味な影──死にものぐるいの闘いがふたたび幕をあける!」
(22)『王国の鍵3、海に沈んだ水曜日』(ガース・ニクス作、主婦の友社、2009年)
"The Keys to the Kingdom: Drowned Wednesday", by Garth Nix, 2005
オーストラリア・児童書・ファンタジー
〈オビ語録〉
「一通の招待状が、再びアーサーを謎と危険でいっぱいの冒険へとおいやった。謎の公爵、レディ・ウェンズデーの正体とは──?! 謎が謎をよび、物語はいよいよ佳境へ!!!」
(23)『秘密のマシン、アクイラ』(アンドリュー・ノリス作、長崎訓子絵、あすなろ書房、2009年)
"AQUILA", by Andrew Norriss, 1997
イギリス・児童書・学園冒険ファンタジー
〈オビ語録〉
「謎のマシン「アクイラ」を発見したトムとジェフ。二人のハチャメチャな大冒険。楽しくて元気が出るイギリスの傑作物語。英国ウィットブレッド賞受賞作」
- 作者: アンドリューノリス,長崎訓子,Andrew Norriss,原田勝
- 出版社/メーカー: あすなろ書房
- 発売日: 2009/11
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(24)『王国の鍵4、戦場の木曜日』(ガース・ニクス作、主婦の友社、2010年)
"The Keys to the Kingdom: Sir. Thursday", by Garth Nix, 2006
オーストラリア・児童書・ファンタジー
〈オビ語録〉
「魂食らいが人びとの心を食いつくし、遺書の管財人たちがつぎつぎと謎の死をとげる。あらゆる世界が『無』にのみこまれようとしていた──」
(25)『スピリットベアにふれた島』(ベン・マイケルセン作、鈴木出版、2010年)
"Touching the Spirit Bear" by Ben Michaelsen, 2001
アメリカ・ヤングアダルト・自己探求
〈オビ語録〉
「怒りは決して忘れることのできない記憶だ──アラスカ沖の無人島で、コールはくすぶりつづける怒りと向きあう。二度と人を傷つけないために、自らの過ちによって傷つけてしまったものと、今度こそつながるために」
スピリットベアにふれた島 (鈴木出版の海外児童文学―この地球を生きる子どもたち)
- 作者: ベンマイケルセン,Ben Mikaelsen,原田勝
- 出版社/メーカー: 鈴木出版
- 発売日: 2010/09
- メディア: ハードカバー
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(25)の『スピリットベアにふれた島』は、とても心に残る作品です。原書で読んだ時は、こんなにストレートに怒りやいらだちの発露を描いてしまっては、かえって読者は引いてしまうんじゃないか、と思っていたのですが、中高生だけでなく、大人の方からも、考えさせられた、という声をたくさんいただきました。
この本の装幀は大好きです。装幀は長坂勇司さん、装画はヒロミチイトさんでした。(M.H.)