来たる、6月20日(土)、13:30〜15:30の予定で、川越の絵本カフェ「イングリッシュブルーベル( Ehon Cafe - English Bluebell - )」さんで、児童文学サロンの講師を務めます。
テーマはわたしの訳書、『ハーレムの闘う本屋』。このブログでは、もう何度もとりあげていますが、セミナーでは朗読を織り交ぜて、この本の魅力を皆さんに知っていただきたいと思っています。
ご興味ある方は、ぜひ、ご参加ください。
お申し込みは、下のリンクを参照の上、「イングリッシュブルーベル」さんまで、メールでお申し込みください。
来月の児童文学サロン Tea time 〜EhonCafeのつぶやき〜/ウェブリブログ
- 作者: ヴォーンダ・ミショー・ネルソン,R・グレゴリー・クリスティ,原田勝
- 出版社/メーカー: あすなろ書房
- 発売日: 2015/02/25
- メディア: 単行本
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この本は、ニューヨークの黒人地区ハーレムで、全米一の黒人専門書店を作り上げた人物、ルイス・ミショーの生涯を、本人と周囲の人々の語りで描く異色のドキュメンタリー・ノベル。したがって、全編が一人称。本人を含む、30人余りの人たちの「語り」で構成されています。
ですから、朗読にうってつけではないかと思い、解説を加えながら、ところどころ読んでいこうと考えています。ミショーさんの言葉は、時に鋭く、時に暖かく、胸にぐっと来るものもたくさん。また、引用されたラングストン・ヒューズやポール・ローレンス・ダンバーの詩の原詩・訳詩の比較や朗読、出版の経緯や翻訳の裏話などもお話しできればと思っています。
どんな本か、参考までに、過去の記事をあげておきます。
どうぞ、よろしく。(M.H.)
(「イングリッシュブルーベル」さんの入り口。ここの2階でやります。東武東上線・JR線の川越駅から徒歩10分くらい。絵本や読み物、グッズなどの販売もしています。)