翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

2nd ステージ 第5節 HOME vs ヴァンフォーレ甲府

 △1-1   (38' 阿部、7月29(水)@埼スタ)

 ホームだったが、仕事で行けず。翌日、録画で観た。広島戦、名古屋戦と同じ、攻めてチャンスを作るも、カウンターでやられた。この日は、神大卒のルーキー、伊東純也に。

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 先発は、興梠、武藤、高木、柏木、阿部、宇賀神、関根、槙野、那須、岡本、西川。

 前線の3人のコンビネーションはいい。高木は相変わらず好調だが、またシュートがバーに嫌われた。興梠も3本くらい決めるチャンスがあったが、疲れか。武藤はマークがきつくなり、後半途中から陽介に代わってボランチにおりたため、ノーチャンスに。

 得点は、ペナの中で岡本がシュートにいったのを、阿部翔平が足の裏を見せてブロックし、足が当たってPK。阿部ちゃんが冷静に右隅に決めた。

    森脇のレッドの出場停止でスタメン入りした岡本は、失点シーンで伊東に切り返しでふりきられ、その時に右肩を脱臼してしまったが、その他のプレーは甲府が引いていたこともあり、まずまず。積極的に縦パスを入れ、自分でも前へ走っていいプレーを見せていたので残念。代わって、青木が入って阿部ちゃんがDFに下がった。

 那須はヘディングの時の接触で、鼻を骨折したが、90分出た。根性の人だ。普通に考えて、無理でしょ。柏木は腰痛からか、後半途中でズラタンと交代、武藤がボランチに。その後、興梠に代わって梅崎が入ったが、勝ち越し点はあげられなかった。

 

 甲府はプラン通りだろう。試合開始直後を除いては、ほぼ5-4-1で、前にバレーをおいたカウンターねらい。ただ、伊東の得点シーン以降、何度かシュートを打たれ、ロスタイムは、周作が足で止めたが、危なかった。甲府はスペースを埋める守備で、それほど体力を消耗していなかったのかもしれない。

 2ndステージは、各チームとも対戦2回目となり、そこに、チームごとの目標(2nd優勝、チャンピオンシップ出場ねらい、降格回避、など)が明確になった上で、浦和対策を立ててくる。その際、浦和の攻撃がいいのはわかっているので、守ってカウンターが基本になり、さらに、チームによっては引き分けでOKとなると、うちとしてはつらい。それでも、松本戦のように勝てればいいが、少し選手の質が高くなると、守られてしまう可能性もある。9月いっぱいは暑いだろうから、選手の疲労も考えると、かなり厳しい戦いが続くだろう。それでも、この日の岡拓、あるいは最近の高木のように、選手ごとの活躍に期待して応援していきたい。

 

 陽介は代表辞退。ほかの代表4人(槙野、西川、興梠、武藤)は中国へ行って東アジア選手権に出る。興梠は10番らしい。とにかく怪我だけはしないでほしい。

 

 ただ、このまま、年間勝ち点1位を逃すと、2ステージ制反対を大きな声で言えなくなってしまうのがつらいかなあ。まあ、最終盤に失速するより、ここで立て直して、代表による中断以降、再び勝ち点を伸ばしてほしい。

 まずは、高木のゴールが見たい。「無心でシュート練習する」って言ってるみたいだし。あの長い睫毛でまばたきしながらそんなこと言われたら、おばさんでなくても応援したくなるぞ。うちでは「お兄ちゃん」と呼んでます。ゴール裏の友人たちは、「ユタカ」と呼んでますが……(笑)。(M.H.)