翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

お彼岸もおしまい

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    墓参りをすると、20代の頃に勤めていた工場が見えます。懐かしい。

 

    いつもはお盆の帰省ですが、今回はお彼岸。朝晩は涼しくて山からの風が気持ちよかった。めったに会えない親戚にも会えました。

    昨日の夜は、家内の従姉妹の子どもと孫が遊びに来てくれてにぎやかなひと時でした。一歳から六歳まで、四人の幼い子のパワーはすごかった。

    半年ぶりで最初はこわごわ様子をうかがっていたのに、30分後には家中を駆け回っていました。元気をもらいました。

 

    そして、その子たちのひいおばあちゃんにあたる、八十台半ばのおばさんの話が面白いこと。孫のこと、ひ孫のこと、近所の人のこと、まるで落語を聞いているよう。

    後で義母に聞いたら、おばさんと義母の祖父にあたる人、つまり、わたしの家内のひいおじいさんが、キツネやタヌキが出てくるような昔話をたくさんしてくれたそうです。義母よりいくつか上のおばさんは、幼い頃によくその話を聞いて育ったらしい。おばさんの話し上手はそこから来たのかもしれない、と。

    妙に感心してしまいました。

    

    今日、帰ります。

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(M.H.)