翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

CS 準決勝 HOME vs ガンバ大阪

 1ー3 (ズラタン、11月28日(日)@埼玉スタジアム)

f:id:haradamasaru:20151128205956j:plain

 勝負弱さを露呈して、今季レッズのJリーグは終わりました。

  ボール支配率はうちだった。ガンバはコンパクトに守ってカウンター、セットプレーねらい。最初の失点が痛かった。0ー0で迎えた後半、うしろでのボール回しに詰められて今野にさらわれた。一発勝負の試合でのリスク管理の甘さだろう。

 今季ガンバ戦で毎回得点しているズラタンが決めて追いつく。しかし、なぜ先発でないのか? 李のワントップはおさまらないのはわかっているじゃないか。神戸戦でうまくいったからといって、ガンバ相手になぜうまくいくと思うのかわからない。ミシャの選手起用は硬直化している。

 延長は、みな足をつりながらがんばり、そのご褒美でガンバのバックパスが東口の頭上を越えてオウンゴールかと思ったが、ポストにあたってしまう。家に帰ってきて家内に聞いたら、どうも東口がさわっていたらしい。その直後に失点。さらに、ヤットのフリーキックからパトリックで万事休す。失点の仕方、タイミングが最悪だった。ゲームの8割がたを支配しているのに、失点するのは、やはり問題だろう。ガンバの守備は何気ないが選手間の距離がいい。

 

 ミシャのサッカーは攻めている時はいいが、守備をしっかり構築してほしい。初年度の5バックドン引きは、あれはあれでひとつの選択だった。今は、もう少し高度な、時間帯や得点経過を考慮した守備戦術やピッチ内での意思統一が求められていると思う。まあ、あまり期待できないけれど……。

 また、2ステージ制の問題は残る。年間でのガンバとうちの勝ち点は9も開いているのに、ホーム開催のアドバンテージしかないのはどうだろうか? 年間を通じて勝ち点を積み上げるのがリーグ戦の本来のあり方だと、やはり思う。一発勝負でやられるのはほんと切ない。年間3位に入れれば、一発勝負に強いサッカーを構築したほうが有利ということだ。しかも、今年のレギュレーションだと、CSの試合日程が直前まで動くために、チケットの販売期間が短く、昨日もぎりぎり4万人、当日券もあった。

 まあ、何を言っても負け犬の遠吠えではあるが……。

 天皇杯はまだあるが、12月26日だと? クラブワールドカップの都合とはいえ、なんだかなあ……。

 

 さて、啓太の引退を受けて、来年はだれのユニを買おうか?

 

 

 

f:id:haradamasaru:20151128211637j:plain

 見間違いでなければ、ゴール裏でKさんを見た。よかった。

(M.H.)