翻訳者の部屋から

児童書・YA翻訳者、原田勝のブログ

『ウェストール短編集 真夜中の電話』重版出来。

 二刷の見本が来ました。

 帯にウェストールコレクションのマークが入りました。かっこいい。

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  数カ所のマイナーチェンジと、問題のトウモロコシ畑を麦畑に直すことはできたのですが、一箇所、「羊飼いの部屋」の中の「トウモロコシ用の麻袋」のトウモロコシが手違いで直せませんでした。うーん、こうなったら、早く三刷を出しましょう。徳間書店さんよろしく。

 

 そういえば、ウェストールのもう一冊の短編集を翻訳した野沢佳織さんからメールがあって、今、ジブリ美術館でやっている「『幽霊塔』へようこそ展」は、宮崎駿監督が、野沢さんの訳した『遠い日の呼び声』の中の短編「赤い時計の館」を読んで、中学生時代に夢中で読んた江戸川乱歩の『幽霊塔』を思い出して考えた企画なのだそうです。

幽霊塔

幽霊塔

 

  来年5月までやっているそうですから、行ってみなきゃ。

(M.H.)