ドーハで決めてくれました。レッズからは、岡山へレンタル中の矢島と湘南から移籍してくる遠藤が主力選手として活躍。うれしいかぎり。
(日本サッカー協会HPより)
矢島はずっと手倉森が呼んでいるだけあって、チームになじんでいるし、周りとの連携もよかった。昨日のイラク戦はベンチだったが、この年代の代表ではずっと活躍している。レッズ生え抜きでもあり、早くもどってきてほしい。
遠藤も早く浦和でのプレーが見たいのだが、まだ韓国との決勝が残っている。すでに子持ちとはいえ、あの落ち着きはなんなんだろう。さすがに、出場決定では泣いてたけど。
このオリンピック最終予選、手倉森はほんとうにうまくチームをまとめた。ここまで5戦で、出場していないのが第3GKの牲川だけというのは驚異的。初戦の北朝鮮戦に勝てたのが大きいとはいえ、毎回5、6人のスタメンを入れ替えるのはかなり勇気がいる。(この勇気はぜひミシャに見習ってほしい。五輪予選はセントラル方式で、体力的な問題を考えると決断しやすいとはいえ、浦和だってACLとの両立がある。一軍、二軍的な使い方ではなく、保有メンバー全員で闘う体制を構築してほしい。)
しかも、代えたのは前の選手だけじゃない。4バックも毎回メンバーがちがう。それでいて、失点は2点なのだからすばらしい。昨日も90分間、よく耐えて、ボールキープされてもしつこく間合いを詰め、シュートブロックに体を投げ出し、フォワードもよく追っていた。久保や中島の守備でどれだけ後ろが助かっていることか。
選手が成長したのも目に見えてわかる。亀川や大島は、2回目のスタメンで明らかにパフォーマンスが上がった。南野はゴールがなくて、消えている時間帯も多く、おそらく相当悔しがっているだろう。決勝で見せてくれることを期待したい。
ただし、オリンピック本戦は、たとえオーバーエイジ枠を使わないとしても、登録メンバーが少なくなるので、このメンバーから必ず何人かは落ちるんだよなあ。啓太と山瀬の時を思い出します……。しかたないんだけどね。
ああ、しかし、ドーハでロスタイムに決勝弾、というのは、ほんと筋書き書いてもこうは行かない。サッカーってなんておもしろいんだろう!
(M.H.)
追記
錦織選手、ジョコビッチ戦お疲れさまでした。見てる方もガチガチになって疲れました。それくらい、妙なテンションの試合でした。こういうのもスポーツ観戦の魅力ではあります。(って、結局、見てるじゃん。)